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昭和から平成にかけて地下水位は長期的に低下傾向にありましたが、平成16年度から白川中流域等で転作田等に水を張り(湛水)、地下に水を浸透させる人工的な地下水涵養が開始されました。これにより、県の観測井戸の水位の多くは回復傾向にあります。
今後も地下水を持続的に使っていくためには、取水量と涵養量のバランスを確保していくこと必要です。
熊本地域の年間地下水使用量のうち、最も多いのは水道で、約1憶トンと全体の約65%を占めています。
これに対して、年間湧水量は約2億9000万トンで、年間取水量の約1.8倍です。
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