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熊本地域共有の財産であり、戦略資源である地下水を保全し、活用し、健全な姿で将来世代に引き継ぐため、地下水盆を共有する熊本地域11市町村と県は、健全な水循環と水環境の保全に向け、共同で平成36年度(令和6年度)を目標年次とする「熊本地域地下水総合保全管理計画」を平成20年9月に策定しました。
また、この管理計画に基づき着実な取組を進めるため、具体的なロードマップを示した「第1期行動計画(平成21~25年度)」「第2期行動計画(平成26~30年度)」「第3期行動計画(令和元年度~6年度)」を策定し、一体となって地下水保全対策を推進しています。
熊本地域11市町村と県は、住民、事業者、団体等の皆さんと連携しながら、熊本の宝である地下水を守るための取組を進めてまいります。
現在、管理計画の最終段階として「第3期行動計画(令和元年度~6年度)」に取り組んでいますが、現行計画を1年間延長することになりました。
JASM第 1 工場の本格稼働時の企業の集積や周辺開発の状況を捉えるため、令和6年度に水収支の算定を行い、その結果等を踏まえた検討を進めた上で、新たな計画を令和7年度に策定する予定です。