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特別展「生誕100年 山下清展ー百年目の大回想」会期中にあわせ、県内在住の貼絵作家 荒木聖憲氏の5作品を紹介します。貼るだけでなく、こよりにしたり、重ねたりと荒木氏独自の技法、表現方法をじっくり観察し、楽しみましょう。
荒木 聖憲 《祝彩の生花》(2016年制作)
荒木 聖憲 《玉名高瀬花しょうぶまつり》(2015年制作)
山下清作品に感銘をうけ、中学2年生から貼絵制作活動を始める。身近な風景や祭り、想像の世界まで多岐にわたるテーマで制作。ちぎった色紙を重ねる技法は、山下清の作品から学びながら、自身でも制作方法の探求を続けている。働きながら平日は4,5時間、休日は10時間以上制作に取り組んでいる。
毎年、熊本県立美術館で開催されている「アールブリュット展」出品作家の一人。昨年は、熊本現代美術館企画展「ライフ2 すべては君の未来」にて作品展示された。
【略歴】
1994年玉名市岱明町生まれ
2013年荒尾支援学校高等部卒業