本文
・会期
2023年10月7日(土曜日)~2023年12月24日(日曜日)
前期展示:10月7日(土曜日)~11月5日(日曜日)
後期展示:11月7日(火曜日)~12月24日(日曜日)
※作品保護のため、会期中に一部展示替えを行います。
・会場
本館 別棟展示室
・開館時間
9時30分~17時15分(ただし、入館は16時45分までにお願いいたします。)
・休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
・観覧料
【本展のみ】
一般210円(160円)、大学生130円(100円)
【10月7日~11月12日「美をつくし―大阪市立美術館コレクション」との共通料金】
一般1,300円 大学生1,100円 ※当日券のみの販売となります
【11月21日~12月24日「美術館コレクション3」との共通料金】
一般430円(310円)、大学生260円(200円)
※( )内は団体20名以上の料金
※高校生以下無料
※障害者手帳(身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳)をお持ちの方は、手帳の原本、もしくはミライロIDの登録画面をご提示いただくと無料です。
・主催
熊本県立美術館、熊本日日新聞社、RKK熊本放送
・特別協力
公益財団法人永青文庫
・協力
肥後銀行
細川コレクションには、高名な美術品コレクターでもあった細川家第16代当主・護立(もりたつ)が蒐集したアジアの仏像があります。その中には、神秘的な微笑みが魅力的な《石造菩薩半跏像》や、現存する数少ない中国・南北朝時代(4~6世紀)の南朝で製作された仏像の一つ《銅像如来坐像》をはじめとした美術史上、極めて価値の高い一級品も含まれています。これは、護立が普段から積極的に様々な分野のスペシャリストとの交流をもつことで審美眼を養い、同時に彼らとの間に結ばれたネットワークを生かしていたからでした。
人と人との間に結ばれた固い絆は、金属や石にたとえて「金石之交」と称することがあります。そして、金属や石は完全な存在とされた仏を製作するのに格好の素材でもありました。
本展では、細川護立が蒐集した石仏や金銅仏を展示し、それぞれの美術品としての美しさだけではなく、細川護立を取り巻いた人的ネットワークの豊かさをご紹介します。
国指定重要文化財 |
国指定重要文化財 |
《石造菩薩坐像》 |
《石造弥勒菩薩坐像》 |
《石造ヴィシュヌ立像》 |
内藤湖南《湖南先生支那論自序草》 |
【日時】12月9日(土曜日) 14時00分~15時00分
【場所】本館文化交流室
【講師】萬納恵介(当館学芸員)
【参加費】無料
【参加方法】事前申込不要。13時30分より開場。