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アグリシステム総合研究所
アグリシステム総合研究所は、日本で唯一の「いぐさ」試験研究機関として、いぐさの品種育成や栽培加工技術の改善に取り組んでいます。また、平坦水田地域における主力作物である「トマト」「いちご」の高品質、省力安定生産技術や、露地野菜を含め鮮度保持技術の開発に関する試験研究をはじめ、「いぐさ」「トマト」の機能性を利用するための技術開発にも取り組んでいます。
さらに、平成27年度には、くまもと県南フードバレー構想実現に向け、農産物加工試作や成分分析、商品開発、6次産業化への相談対応、販路開拓等のアグリビジネスへの支援を図るため、加工試作室や成分分析室を備えたフードバレーアグリビジネスセンターを設置しました。
平成29年度からは、研究所名を「い業研究所」から「アグリシステム総合研究所」に改称し、併せてICT等を活用した生産性の高い技術開発を研究するため、生産情報システム研究室を新設するなど、地域農業の発展に寄与することを目指しています。
研究所看板及び本館
フードバレーアグリビジネスセンター
いぐさ試験ほ場
野菜試験ハウス
研究室紹介
- アグリビジネス支援室<外部リンク> 試作、商品開発支援、マッチング支援、成分分析等アグリビジネスに関する業務
- フードバレー推進室<外部リンク> くまもと県南フードバレー構想の推進
- 生産情報システム研究室 ICT等を活用した生産性の高い技術開発に関する研究
- いぐさ研究室 いぐさ優良品種の育成及び栽培加工技術や機能性等に関する研究
- 野菜栽培研究室 平坦水田地帯における野菜栽培及び鮮度保持に関する研究
関係機関等リンク
熊本県い業生産販売振興協会<外部リンク>
施設等の概要
概要 | 位置: | 八代市鏡町鏡村363 地形:平坦、三角州性低地(旧干拓地) |
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標高: | 3m | |
気候: | 年平均気温17.0℃/年間降水量2,194mm (日本気象協会による2003~2012年における各月の推計値を元に、農業研究センターで算出) |
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土壌: | 細粒グライ土(全国土壌統名:三隅下統) (土壌の母材:非団粒性積岩、乾湿の区別:半湿田) |
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施設 | 総面積: | 46,917.66平方メートル |
ほ場面積: | 水田11,200平方メートル、畑9,900平方メートル | |
建物: |
研究本館実験棟、加工実験棟、園芸作業棟、い草作業棟、省エネい草乾燥施設、原草貯蔵選別調査棟、染色廃液処理施設、堆肥舎、恒温恒湿室、研修館、展示室 |
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連絡先 |
住所:〒869-4201 |
交通アクセス
九州自動車道氷川スマートインターチェンジから車で15分
九州自動車道八代インターチェンジから車で20分
JR鹿児島本線有佐(ありさ)駅から車で5分
JR九州新幹線新八代駅から車で20分