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食品ロス削減の推進について
つくる人、つかう人、みんなで協力、みんなで削減、食品ロス!
食品ロスとは?
日本では、まだ食べることができる食品が、生産、製造、販売、消費等の各段階で日常的に廃棄されており、大量の食品ロスが発生しています。
平成30年度(2018年度)の日本の食品ロス発生量は、年間約600万トン、国民一人当たりに換算すると、年間約47kg、一人1日当たり約130gの食品ロスが発生していると推計されています。
熊本県食品ロス削減推進計画
取り組むにあたっては、県民一人ひとりが食品ロス削減の意義を認識し、この問題を「他人事」ではなく、「我が事」として捉え、「理解」するだけにとどまらず具体的な「行動」に移すことが必要です。
そして、消費者、事業者、関係団体等が、食品ロス削減という目標を共有し、それぞれの立場を理解・協力しつつ、それぞれの責任において県民一体となって取り組んでいくことを目指します。
食品ロス削減アクション「四つ葉のクローバー運動」
[行動1]買い物時の「てまえどり」行動の推進
購入してすぐ食べる商品を、商品棚の手前から積極的に選ぶ行動を「てまえどり」といいます。
商品棚の奥から商品を取っていくと、販売期限が短い手前の商品が残り続け、期限が過ぎて廃棄されます。商品を手前から選ぶことで、販売期限が過ぎて廃棄される食品ロスを削減することができます。
この小さな行動が、食品ロスについて考え自ら行動するきっかけになることを期待しています。
[行動2]外食時の「食べきり運動」の推進
県民、食べきり協力店(※)、県が協力して、宴会等外食時の食べきりを目指す「くまもとたべきり運動」に取り組み、食品ロスを削減します。
外食の際は、ぜひ食べきり協力店をご利用いただき、おいしく食べて、食品ロスを削減しましょう。
※ 九州食べきり協力店とは、従来各県で行っていた食品廃棄物の減量化に向けた意識啓発運動
を、平成28年度から九州7県で連携して行っている。対象店舗は、飲食店、宿泊施設、食料
品小売店等。
[行動3]事業者参加の「フードドライブ」活動の推進
県内事業所に参加を募り、従業員の家庭で余っている食品を持ち寄り、フードドライブ回収拠点に持ち込んでいただきます。その食品を、支援団体を通じて必要な方に活用いただくことで、食品の有効活用を図ります。
フードドライブ活動はすでにいくつかの事業所等で行われています。
この機会にその仕組みや効果を知っていただき、関心のある皆様に率先して取り組んでいただくことで、県民運動の機運が醸成されることを期待します。
↠ フードドライブ2024の実施について
[行動4]消費者の意識を活かす「食ロスチェック」の実施
消費者からモニターを募り、ご家庭での食品ロス発生要因等のチェック情報を寄せていただき、消費者や事業者へフィードバックして食品ロス削減に活かします。
↠ 令和5年度 県食ロスチェックモニター調査結果
・消費者庁は、料理レシピサービス「クックパッド」に「消費者庁のキッチン」を開設し、食材を無駄にしないレシピを掲載しています。
消費者教育
消費生活課では、「食品ロス削減に係る出前講座」を実施しています。お申込みは原則、実施の2か月前までにお願いしております。
皆さまのご利用をお待ちしています。
講座実施期間:令和6年(2024年)5月~令和7年(2025年)2月下旬
(参考)「高校生等のための消費生活講座」はこちら(リンク)をご覧ください。
【お問合せ先 】 熊本県環境生活部県民生活局 消費生活課 企画推進班
Tel 096 333 2309
Mail shouhiseikatsuatmarkpref.kumamoto.lg.jp
※送信するときは、atmarkを@に変えてください。
その他関連ページ
県の関連ページ
(注)詳細につきましては、担当課に直接お問い合わせください。
食品の寄付等の関連ページ
(注)寄付の詳細につきましては、各団体に直接お問い合わせください。
・熊本県のフードバンク(農林水産省 フードバンク活動団体一覧(令和6年11月15日時点)から熊本県No.254~259を抜粋しています。)
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食品ロス削減推進計画
食品ロス削減に係る取組関連ページ