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熊本県災害時保健活動マニュアル(平成29年10月版)を作成しました
平成28年熊本地震では、被災者の健康管理のために、県内外から多くの保健医療チームの支援を受けて避難所の衛生管理や避難所巡回による健康相談等の保健活動を行ってきました。しかし、検証の結果、支援チームの派遣や活動調整の不十分さ、記録様式の統一や情報の一元化に時間を要したなどといった課題も明らかになりました。
そこで、今後の災害時において支援、受援の両者の立場にあっても被災地で効果的な保健活動が展開できるよう、保健活動の基本的なことを整理したマニュアルを作成しました。
マニュアルの概要
- 発災前準備から災害時における保健活動に関する所属別の役割や活動内容の概要
- 避難所等における保健活動、こころのケアや支援者の健康管理の概要
- 保健活動の支援・受援体制(派遣要請から受入れ終了までの流れ等)
- 災害時保健活動に関する記録様式や保健活動に用いる啓発用資料等