本文
没後150年記念
会期
2019年1月8日(火曜日)~2019年3月24日(日曜日)
※細川コレクション常設「細川家の名刀と肥後鐔の美」は1月12日~3月24日
※作品保護のため、会期中に作品を一部入れ替えます。
会場
細川コレクション展示室(別棟+本館2階展示室第1室)
休館日
毎週月曜日 ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
観覧料
一般420円(300円)、大学生250円(190円)
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で「細川コレクション」「美術館コレクション」の両方をご覧になれます
※高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方無料
※展示室ごとの個別の料金もございます。受付にておたずね下さい。
幕末日本を代表する儒者であり、経世家である横井小楠。江戸から明治へと激動する時代のうねりのなかで、近代国家建設に奔走しました。しかし、志半ばで暗殺され、命を落とします。小楠の死後、その思想は後進に引き継がれ、現代につながる明治国家の基礎となったといえるでしょう。
小楠の生涯のうち、もっとも活躍した場は越前福井藩です。その出会いは嘉永2年(1849)の三寺三作の来熊にはじまり、安政5年(1858)には同藩に招聘され、文久3年(1863)まで政治顧問として活躍しました。その間、政事総裁職となった福井藩主・松平春嶽のもと、そのブレーンとして尽力し、幕政改革にも関係しています。春嶽と小楠は、幕府のこれまでの「私」の政治に対し、「公」の政治を確立することを目指しました。
本展は、平成31年に小楠が没後150年を迎えることを記念して、福井藩での小楠の活躍を中心に、その事績をご紹介するものです。
公益財団法人永青文庫には、肥後熊本54万石の大名・細川家の歴史文化を今日に伝える、美術工芸品や古文書等の文化財が数多く所蔵されています。細川コレクション展では、永青文庫の所蔵品を通じて、熊本の歴史や美術、そして細川家の大名文化の総合的な紹介を行っています。
本展では、重要文化財《太刀 銘 守家造》(※展示期間:1月12日~2月11日)をはじめとした永青文庫所蔵の名刀や、かつて細川家に伝来した刀剣を展示するほか、「延寿派」、「同田貫」といった肥後刀工たちが鍛えた刀剣、肥後拵を飾る「肥後鐔」などを紹介します。
【日時】1月12日(土曜日) 13時30分~15時00分
【場所】本館文化交流室
【講師】猪飼隆明氏(大阪大学名誉教授)
【参加費】無料
【事前申込】不要
※特別講演会終了後(16時00分~)、猪飼隆明氏と当館学芸員によるギャラリートーク(展示解説)を実施いたします。開始時間前に2階会場入口までお越し下さい。なお、ギャラリートークのご参加には観覧料が必要です。
正午から午後2時までの2時間を「話しながら鑑賞してもよい」時間帯とするものです。ご家族やお友達とお話ししながら鑑賞を楽しめます。
【日時】2月10日(日曜日)12時00分~14時00分
※熊本城マラソン開催による交通規制に伴い、本イベントは中止いたします。ご理解のほど何卒よろしくお願いいたします。
【日時】2月17日(日曜日)10時30分~12時00分
【場所】本館文化交流室
【参加費】無料(保護者は要観覧料)
【事前申込】不要(当日受付40名)
【日時】2月23日(土曜日)14時00分~15時00分
【場所】本館文化交流室
【講師】宮川聖子(当館学芸員)
【参加費】無料
【事前申込】不要
下記日程で当館学芸員が展示作品について30分程度解説いたします。開始時間前に2階会場入口までお越し下さい。なお、ギャラリートークのご参加には観覧料が必要です。実施日により対象となる展示や内容が異なりますので、ご注意ください。