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人吉・球磨地域で活動されている通いの場を紹介します!

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0163250 更新日:2023年3月29日更新

楽々会(人吉市)

■場所 岳寿館
■活動日時 第2・4金曜午前
■活動内容 体操(いきいき百歳体操、あるある体操)
■参加人数 11人​

【令和3年度に制作・放送したテレビ番組を視聴できます】

すみれサロン(あさぎり町)

■場所 熊野区公民館
■活動日時 毎週火曜13時半~15時
■活動内容 いきいき百歳体操
■参加人数 12~15人

​(取材日令和4年11月15日)
 結成5年目となるすみれサロンは、当時の区長さんが、地区の皆さんで集まる機会をつくりたいと発案し、活動を始められました。地区に町が養成している介護予防サポーターの方がいたため、サロンのリーダーとなり、今も活動を引っ張っておられます。

 熊野区公民館外観 熊野区公民館内観                                                         熊野区の公民館は熊野神社の拝殿にもなっています!

  参加者の方々は近所の方ばかりですが、普段はなかなか会う機会がないそうで、13時半開始のところ、13時くらいから集まり始め皆さんでお話しされるなど、情報交換の場にもなっているようです。最年長は87歳、夫婦で参加されている方が多く、取材日には5名の男性が参加されていました。

 体操の様子 代表作製のテレビ台                                                              体操のDVDの映像を映すテレビ台は代表の方が自ら作られたものだそうです!

 いきいき百歳体操で、おもりを利用する運動の際には、付け外しが難しそうな方を他の参加者が、お手伝いをされるなど、お互いに協力し合って取り組んでおられました。時には、町の出前講座を利用して講師を招いての講義も開催されており、この日は、近所の薬局の薬剤師の方から、漢方についてのお話を聞いておられました。
 町が実施している健康ポイント制度では、サロンに参加することでもポイントがもらえるとのことで、町内の商店などで使えるからありがたいと言われていました。​

 出前講座の様子

★参加者の声
・普段は運動しないので、毎週サロンに参加して運動することで、だんだん元気になってきました!
・毎週参加することが楽しみで、1週間が早く感じます。毎週火曜は予定を入れないようにしています!​

川上地区通いの場(水上村)

川上地区通いの場(水上村)
■場所 川上公民館
■活動日時 毎週水曜10時~
■活動内容 歌の斉唱、いきいき百歳体操
■参加人数 20人弱

​(取材日令和5年3月8日)
 令和4年の11月で発足から5年を迎えた、川上地区の通いの場は、当時役場から通いの場活動の提案があったことをきっかけに活動を始められました。
 水上村の山間部に位置し、公民館から自宅が離れている方もいらっしゃいますが、皆さん活動には協力的とのことで、最高で102歳の方も参加されています。

​ 公民館外観

 活動の内容は、まず初めに参加者の皆さんで一緒に歌を歌い、その次に、いきいき百歳体操に取組まれています。懐かしい曲を中心とした30曲以上のレパートリーの中から代表の方が3曲選ばれるとのことで、皆さん元気に歌われていました。

 歌の様子 体操の様子

 代表の方によると、活動を始めた当初は、お茶菓子などいろいろ用意しないといけないのではないかと考えられていましたが、できるだけ参加者の方々の負担にならないように、歌と体操だけを行うというシンプルな活動にされたそうです。
 また、近年はコロナの影響もありましたが、通いの場の活動を継続することで、皆さんの様子を確認できる見守りの場にもなっているそうです。
 活動当初は、25人程度参加されていたそうですが、徐々に減少して来たため、村に相談して広報誌に通いの場のPRを載せてもらったとのこと。新しい人を加えながら、今後も活動を続けていきたいとお話しされていました。

 移動販売車 活動が終わる時間にはJAの移動販売車が公民館の前に来ていました

★参加者の声
・1人暮らしだから毎週通いの場に来てみんなと話すことが楽しみです。
・自分のためと思って、ほかの予定を入れずに参加しています!​

地域リハビリテーション活動の紹介​

<取材先の通いの場について>
■会の名称 今村いきいきサロン(あさぎり町)
■場所 今村公民館
■活動日時 毎週月曜11時~12時
■活動内容 いきいき百歳体操
■参加人数 10人程度

​(取材日令和5年1月16日)
 あさぎり町では通いの場からの希望に応じて、球磨地域のリハビリテーションセンターから専門職を派遣して、運動指導などを行っています。取材日には、地域密着リハビリテーションセンターのひとつ球磨病院の理学療法士の方が自宅でできる運動について指導されていました。

​ 講話の様子 講話の様子

 はじめに健康寿命の説明をされたのち、健康寿命を伸ばすためには適度な運動が大事であることや、地域の皆さんとコミュニケーションがとれる通いの場の活動もぜひ続けていってほしいことを伝えられていました。
 続いて、健康寿命を短くする原因のひとつである骨折を防ぐため、転倒防止を目的とした、バランス保持の運動や筋力をつける運動を紹介されました。参加者の皆さんで実際にやってみて、動きが難しいと言われる方には無理せず続けていくことが大事だとお話しされていました。

​ 運動指導の様子 運動指導の様子

 理学療法士の方は今年度久しぶりに通いの場への訪問を再開されているそうで、まだ緊張するとお話しされていましたが、参加者の皆さんとお話しながら丁寧に運動の目的や方法を伝えられていました。

★理学療法士の方より
・地域リハビリテーションの活動
各市町村から広域支援センターに専門職の派遣依頼があると、リハビリテーションセンター同士で調整のうえ通いの場に訪問し、体操や運動の指導を行ったり、講義を行ったりして通いの場の活動を応援しています。また、市町村で行われる地域ケア会議にリハビリ専門職として参加しています。
・高齢者の方に向けて
通いの場に参加されている方は元気な方が多く、運動に意欲的に取り組まれています。また、地域の交流の場にもなっていて、楽しんで活動されています。運動は継続することで加齢による衰えを抑えることが期待できるので、ぜひ通いの場に加えて自宅でも私たちがお伝えする運動を続けて、健康寿命を伸ばしてほしいです!
・今後の意気込み
通いの場の活動は今後も増えていくと思うので、少しでも活動のお手伝いができるように頑張ります!地域密着リハビリテーションセンターの数はまだまだ少ないので、参加されていない医療・介護専門職の方のご協力もよろしくお願いします!