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球磨農業研究所

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0050239 更新日:2020年9月2日更新

 球磨農業研究所では、球磨地域特有の気象、土地、経営条件に適した茶、落葉果樹の優良品種選定と、その特性に合う高品質安定多収生産のための栽培技術を研究しています。さらに、各専門研究所と連携し、省力・低コスト生産技術の検討を行うとともに、新技術の普及・実用化のための応用組立実証を中心に試験研究を進めています。

球磨農業研究所本館の写真
​球磨農業研究所本館

大型機械による茶の収穫の様子の画像
大型機械による茶の収穫の様子

試験研究の概要

茶業部門

  • 球磨地域の機械化管理体系に対応した茶優良品種の選定
     
    球磨地域に適応した茶の優良品種を選定しています。また、茶の生育や害虫発生状況を調査し、その年の作況の判定や、現地での指導資料に活用します。
  • 球磨地域における茶の水色改善のための栽培技術確立
     
    近年、市場における茶の評価は、外観の色沢と内質の水色が重視されており、球磨地域で生産される茶の市場評価の向上させるためには、色沢と水色の向上が必要です。
     このため、高遮光率(85%程度)の被覆資材による品質向上効果の解明及び、水色を向上させるための、苦土資材の効果的な施用技術の確立を行っています。

茶芽の生育状況の画像
​茶芽の生育状況

被覆資材の試験の状況の画像
被覆資材の試験の状況

果樹部門

  • 球磨地域の施設栽培に適した早生モモ優良品種の選定
     トンネルハウス栽培に適した早生モモの優良品種を選定し、その栽培管理について試験をしています。
  • 中山間地の活性化のための高品質安定生産技術
     
    県内の最大産地であるクリについては、優良品種である「美玖里」は、他品種に比べ樹勢が強く、特に若木期の枝の伸長が大きく、徒長する傾向にあり、枝の発生数が少ないため低樹高への仕立てが難しく、高樹高になりやすい特徴があります。そこで、低樹高栽培が可能となる中庸な枝を発生させ、枝梢の発生本数を増やすことで幼木期から若木期の収量増加につなげる栽培管理技術を確立しています。
     県内の主要産地であるモモについては、優良品種である「さくひめ」のトンネルハウス栽培での特性を把握し、高品質・安定生産技術確立を行っています。

クリの枝梢管理技術の試験状況の画像
クリの枝梢管理技術の試験状況

モモのトンネル栽培での生育の状況の画像
モモのトンネル栽培での生育の状況

施設等の概要
概要 位置: 球磨郡あさぎり町(地形:断層盆地(人吉盆地)、扇状地性台地)
標高: 166m
気候: 年平均気温15.6℃/年間降水量2,473mm
(日本気象協会による2003~2012年における各月の実測値を元に、農業研究センターで算出)
土壌: 表層多腐植質多湿黒ボク土
施設 総面積:

107,467.84平方メートル

ほ場面積: 水田24,200平方メートル、畑12,100平方メートル、茶園21,800平方メートル、果樹園21,600平方メートル、採草地ほか18,800平方メートル
建物面積: 9,700平方メートル(研究本館、研修室、管理室、各調査室、作業機格納庫、ガラス温室、堆肥舎、車庫など)
連絡先   住所:〒868-0422 球磨郡あさぎり町上北2248-16
電話番号:0966-45-0470(代表)
ファックス番号:0966-45-2944
E-mail:noukenkuma29@pref.kumamoto.lg.jp

交通アクセス

電車利用
JR鹿児島本線八代駅より肥薩線人吉駅を経由、くまがわ鉄道あさぎり駅下車(駅から車で約8分)
車利用
九州縦貫高速道人吉インターから国道219号線あさぎり駅前交差点右折(人吉ICから車で約25分)

地図

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