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「上手な医療のかかり方」を身につけましょう

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0077799 更新日:2023年2月10日更新

「上手な医療のかかり方」(新しい受診様式)を身につけましょう

 近年、夜間の時間外受診や休日受診が増加しています。

 医療の危機と現場の状況は深刻で、「いのちをまもること」「医療をまもること」は、私たちの身近にとっても喫緊の課題です。

 熊本県民の皆さまが安心して必要な医療を受けていただくために、「上手な医療のかかり方」を知っていることが重要です。

 今回、「上手な医療のかかり方」に係る情報をまとめましたので、ご活用ください。

 「上手な医療のかかり方」を知って、できることから始めましょう。

新しい受診様式

その1 年に一度は特定健診を受けましょう

 ご自身の健康状態を毎年確認し、健康づくりに繋げていくことが重要です。1年に一度、特定健診を受診し、生活習慣の改善が必要な方は、特定保健指導を受けましょう。

 ※ 特定健診とは、日本人の死亡原因の約6割を占める生活習慣病の発症・重症化予防のために、40歳から74歳までの方を対象に、生活習慣病のリスクとなるメタボリックシンドロームに着目した健診です。

   ※ 詳しくは、「特定健診・特定保健指導を受けましょう​」

その2 気軽に相談できる「かかりつけ医」「かかりつけ歯科医」を持ちましょう

 皆さまにとって、身近にいて頼りになる「かかりつけ医」や「かかりつけ歯科医」をもつことは、ご自身が健康を維持・増進するためにも大切なことです。​

その3 コロナ禍でも医療機関で必要な受診をしましょう

(1)過度な受診控えは、健康上のリスクを高める可能性があります。コロナ禍でも、治療の継続や予防接種・健診等の健康管理は重要です。

(2)発熱等の症状があった場合は、かかりつけ医や最寄りの医療機関等の身近な医療機関に必ず電話連絡のうえ受診していただきますようお願いします。かかりつけ医等がなく、相談する医療機関に迷う場合は、発熱患者専用ダイヤル(0570-096-567)で、診療・検査が可能な医療機関をご案内しています。

 ※ 詳しくは、「症状がある場合の受診について」

その4 医療機関を適正に受診しましょう

(1) 夜間の急な病気やケガの相談はまず#7400に

 夜間の急な病気やケガなどに対する不安を解消するために短縮番号#7400で夜間における救急に関する相談を受け付けています。

(受付時間)
  毎日 午後7時から翌朝8時まで

(2) 子どもの夜間・休日の症状の相談はまず♯8000に

 子どもの急な病気に対する不安を解消するために短縮番号#8000(又は096-364-9999)で休日・夜間における小児救急に関する相談を受け付けています。

(受付時間)
  平日    午後7時から翌朝8時まで
  土曜日   午後3時から翌朝8時まで
  日・祝日  午前8時から翌朝8時まで

その5 気軽に相談できる「かかりつけ薬剤師・薬局」を持ちましょう

 身近な薬局で信頼できる薬剤師・薬局を、あなたの「かかりつけ薬剤師・薬局」として選びましょう。

 かかりつけ薬剤師・薬局には、いつでも薬や健康の相談をすることができ、あなたの薬の服用歴や現在服用中のすべての薬に関する情報を、一元的・継続的に把握した上で、薬学的管理・指導をしてもらえます。

その6 薬は正しく使いましょう

(1) お薬手帳を活用しましょう

 「お薬手帳」は、あなたが使っているすべての薬を記録するための手帳です。医師や薬剤師などがお薬手帳からあなたの使っているすべての薬を把握できるよう、お薬手帳はひとつにまとめて、継続して記録するようにしましょう。

(2) ジェネリック医薬品のことを知りましょう

 ジェネリック医薬品(後発医薬品)とは、先発医薬品(新薬)の特許が切れた後に発売される低価格の医薬品のことで、先発医薬品と同等の有効成分、効能・効果を持っています。

 ジェネリック医薬品に切り替えることで、医療費の負担の軽減につながることが期待されます。ジェネリック医薬品については、医師・薬剤師にご相談ください。

(3) ポリファーマシーのことを知りましょう

 「ポリファーマシー」とは、単に薬の数が多いことではなく、多くの薬を服用することにより副作用などの有害事象を起こすことを言います。例えば、複数の診療科・医療機関の受診により、薬の数が多くなることがありますが、処方薬全体が把握されていないことなどにより起こります。特に高齢者では、生活習慣病などが重なり、治療薬や症状を緩和するための処方が増えてポリファーマシーの状態になりやすい傾向にあります。

 薬の服用等に関して自己判断せず、医療機関などで薬の処方を受ける際などに、必ず自らが服用している薬の情報を伝え、医師や薬剤師などに相談するようにしましょう。

※ 詳しくは、厚生労働省「「薬と健康の週間」の実施について」<外部リンク>

その7 「くまもと医療ナビ」などの制度を上手に活用しましょう

(1) くまもと医療ナビ

 24時間、いつでも、県内の医療機関の情報を自由に検索することができます。

 かかりつけ医を選ぶ際や、急病の際に、ぜひご活用ください。

   ※ 詳しくは、「くまもと医療ナビ」<外部リンク>

 (2) くまもとメディカルネットワーク​

​ 県内の医療機関をはじめ、薬局、訪問看護ステーション、介護サービス施設・事業所など関係機関をネットワークでつなぎ、医療や介護サービスに活かすシステムです。

 状態にあった質の高い医療・介護サービスを受けることができますので、ぜひご参加ください。 

 ※ 参加無料

 ※ 詳しくは、「くまもとメディカルネットワーク」<外部リンク>

(3) 医療安全相談窓口

 医療に関する様々な相談に対応するとともに、中立的な立場から助言や情報提供などを行っています。

 お気軽にご相談ください。

相談方法 電話のほか、Fax、電子メール、面接での相談も受け付けています。ただし、面接の場合は事前に電話予約が必要です。
受付時間

月~金曜日の午前10時~正午、午後1時~午後4時

(土曜日、日曜日、祝日および年末年始は除く。)

所在地

電話

Fax等

〒862-8570

熊本市中央区水前寺6丁目18番1号

県庁新館4階 健康福祉部健康局医療政策課内

電話 096-383-7020(相談窓口直通)

Fax 096-385-1754

電子メールアドレス iryoseisaku@pref.kumamoto.lg.jp

​※ 詳しくは、「熊本県医療安全相談窓口」

その8 一人ひとりが健康管理や疾病予防に向けて取り組みましょう

 セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHOの定義)です。

 私たち一人ひとりが健康管理や疾病予防の取組を行うことで、健康な状態が長く続きます。それだけではなく、医療費の適正化や、場合によってはセルフメディケーション税制での所得控除にも役立ちます。

その9 認知症の早期発見・早期治療のために

 認知症を疑う症状や心配事がありましたら、「認知症疾患医療センター」にご相談ください。

※ 詳しくは、「認知症疾患医療センター」<外部リンク>