本文
新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベルについて
現状認識
全国の新規感染者数は、連休の影響もあり増加が見られてますが、大都市部を中心に横ばいに推移しています。
本県の5月18日時点の入院者数は170人(最大確保病床に対する使用率:20.3%)、 5月12日から5月18日までの新規感染者数は4,142人です。現状から、本県のリスクレベルはレベル2とします。
連休による人流増加により、本県の感染者数は先週と比較し増加し、直近では横ばいの状況です。急激なリバウンドによる増加傾向への移行は防がれたように見えますが、感染者数の多い状況は継続しており、病床使用率も連休中に比べて増加していることからも、注意が必要です。
県民の皆様におかれましては、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。感染リスクが高まっている状況であることを踏まえ、少しでも症状がある場合は仕事等を休み、受診していただくようお願いします。
また、希望する方は3回目のワクチン接種を可能な限り早く受けていただくようお願いします。
【0520報道資料】新型コロナウイルス感染症対策に係る熊本県リスクレベルについて (PDFファイル:2.08MB)
県民の皆様へのお願い
熊本市の状況と対策
熊本市の新規感染者数は、連休以降増加しましたが、懸念されていた連休後の 急激な再拡大は見られておりません。
しかし、20代以下を中心に依然として多くの感染者が発生していることから、 引き続き、基本的な感染防止対策を徹底するなど、一人一人が感染リスクを下げる行動を取ることが必要です。
【対策】
✓ワクチン接種の着実な実施(追加接種・小児接種等)
✓保育所等・小学校・高齢者施設等の従事者に対する集中的検査 及び 同従事者が濃厚接触者になった場合の待機を早期に解除するための検査の支援
✓保育所等や学習活動、部活動、児童育成クラブ等における感染防止対策の徹底
✓熊本シティFM・街中モニターを活用した感染予防策に関する広報啓発活動の実施
✓さらなる病床確保に努めるとともに、感染者が発生した高齢者施設等の要請に応じ、医療支援チームを派遣し、感染状況の把握と迅速な感染管理、医療介入を実施
【熊本市からの要請】
・熊本市から熊本市民の皆様への要請は次のとおりです。
✓家庭での感染防止対策を徹底してください。特に、子ども及び高齢者への感染防止対策を徹底してください。
✓基本的な感染防止対策を徹底してください。(手洗い・うがい・手指消毒・換気・マスク着用)
✓宴会等はなるべく普段から一緒にいる人と行うとともに、普段一緒にいない人との会食は特に注意してください。
✓「熊本県飲食店感染防止対策認証制度」を活用してください。
✓職場において、業種別ガイドライン等を参考に、感染防止対策の徹底を再度確認してください。また、テレワークや時差出勤等に協力してください。
✓症状は無いが、感染に不安を感じる方(熊本県民に限る)については、熊本県が実施している 無料PCR等検査を受検していただくようお願いいたします。