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[2014年度]第4期 細川コレクション<特集>細川宏子-幕末維新期を生きたお姫さま-

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0009291 更新日:2020年8月1日更新

会期
2015年1月8日(木曜日)~2015年3月22日(日曜日)
作品保護のため、会期中に展示替えを行います

会場
細川コレクション展示室(別棟+本館2階展示室第1室)

休館日
毎週月曜日
ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館

観覧料
【別棟展示室】一般210円(160円)、大学生130円(100円)
【本館2階との共通券】一般420円(300円)、大学生250円(190円)
※( )内は20名以上の団体料金
※高校生以下 無料/障がい者手帳をお持ちの方 無料

展覧会チラシ画像

特集「細川宏子-幕末維新期を生きたお姫さま-」【別棟展示室】

 第4期の特集では、細川家第14代当主である護久に嫁した、鍋島家のお姫さま「宏子」についてご紹介します。宏子は、佐賀藩第10代藩主である鍋島直正の娘として、嘉永4年(1851)に誕生。当時の佐賀藩は西洋の進んだ科学技術を積極的に取り入れ、反射炉を設置するなど、国内有数の技術水準を有していました。そのため、熊本藩からも視察にでかけ、その技術を学んでいます。そのような中、護久と宏子の婚姻は慶応3年(1867)に話がまとまり、翌明治元年に婚礼の儀がとり行われました。その後、宏子は護久との間に三男五女をもうけています。

 本展では、婚礼に係ることを記録した古文書や、宏子ゆかりの調度品・衣裳になどを展示します。また、宏子が娘の悦子と描いた《猪図》や、《築地反射炉絵図》・《佐賀藩三重津海軍所絵図》といった佐賀藩の活躍を描いた絵画作品なども特別展示します。幕末維新期を生きたお姫さま「宏子」について、細川家と鍋島家の両側面からとらえてみます。

浅葱地御所解文様小袖の画像
《浅葱地御所解文様小袖》江戸時代後期(19世紀)
熊本県立美術館所蔵 ※展示期間:1/8~2/8

常設展示【本館2階展示室第1室】

 第4期の常設展示では、細川家の藩主が用いた甲冑や細川家の大名調度、江戸時代の熊本藩領を描いた《領内名勝図巻》、近代細川家の華やかな雛人形や雛調度を展示します。また、第16代当主・細川護立が収集したコレクションの中から、菱田春草《黒き猫》(※展示期間:2/17~3/22)、《落葉》などを展示します。

関連イベント

ミュージアム・セミナー

細川宏子─幕末維新期を生きたお姫さま─

明治元年11月、細川家第14代当主・細川護久のもとへ、鍋島直正の娘・宏子が輿入れしました。そのとき持参した調度品や衣裳などをご紹介しながら、宏子とその時代についてお話します。

【日時】2月21日(土曜日)14時00分~15時00分
【場所】本館講堂
【聴講料】無料
【申込】不要
【関連展覧会】第4期細川コレクション展 特集「細川宏子」
【講師】宮川 聖子(当館学芸員)

学芸員によるギャラリートーク

会期中の毎月第二・第四日曜日の14時から、当館学芸員が展示作品の中から毎回テーマを決めて30分程度解説いたします。開始時間前に二階会場入口までお越し下さい。なお、ギャラリートークのご参加には観覧料が必要となりますので、ご注意下さい。

実施日・テーマ

1月11日 近代フランス絵画とエコール・ド・パリ(学芸課学芸員:鈴木暁子)
1月25日 肥後鐔と赤羽刀(学芸課主幹:有木芳隆)
2月8日 新春の絵画(学芸課学芸員:金子岳史)
2月22日 牛島憲之(学芸課主任学芸員:林田龍太)
3月8日 エコール・ド・パリの画家たち(学芸課長:村上哲)
3月22日 細川家の大名調度と雛飾り(学芸課学芸員:才藤あずさ)

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