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歴史にみる地震の爪あとと、復興を目指す人々のあゆみ
会期
2017年4月14日(金曜日)~2017年5月21日(日曜日)
作品保護のため、会期中に作品を一部入れ替えます。
会場
細川コレクション展示室(別棟)休館日毎週月曜日(4月24日、5月8日、5月15日)
※4月17日(月曜日)は「障がいのある方々の鑑賞デー」として開館。
※4月29日(土曜日)~5月7日(日曜日)は連続開館。
観覧料
「震災と復興のメモリー@熊本」展のみの観覧料金
一般210(160)円/大学生130(100)円
「土佐の龍馬、肥後の小楠」展との共通観覧料金
一般900(700)円/大学生700(500)円
本展は、熊本地震から1年を経たところで、震災の歴史に向きあってみようという展覧会です。昨年の4月、私たちは想定外の震災にみまわれましたが、よくよく調べてみると、熊本で大きな地震が起こったのは、これがはじめてではありません。熊本城や地域社会に大きな被害が出たのも、はじめてではありませんでした。
本展では、永青文庫所蔵の古文書や絵図に加え、各地に伝来した震災記録、古写真等を展示し、熊本の震災史を振り返ります。加えて、震災に遭いながらも復興を目指した人々のあゆみにも目を向けます。公益財団法人永青文庫、熊本市(熊本城調査研究センター)、熊本大学永青文庫研究センターと連携し、開催いたします。
明治22年の熊本地震の様子を描いた版画
《熊本県下飽田郡高橋町市街震災被害真図》
明治22年(1889)
熊本県立美術館所蔵
「震災と復興のメモリー@熊本」展では、展覧会図録をご用意しています。出品資料・作品のカラー図版や詳細な解説はもちろん、肥後熊本の地震史に関する論考、コラムなどを掲載しております。この機会にぜひお求めください。
【日時】4月29日(土・祝)13時30分~16時00分
【場所】本館講堂
【パネリスト】
清水 洋氏(九州大学大学院理学研究院附属地震火山観測研究センター長・教授)
稲葉継陽氏(熊本大学永青文庫研究センター長・教授)
鶴嶋俊彦氏(熊本城調査研究センター主幹)
【受付】要事前申込(先着130名)参加無料
―申込方法―
※申し込みは、先着130名の定員になり次第締め切らせて頂きます。
※電話での申込受付は行っておりませんので、ご了承ください。
※申し込みから1週間を過ぎても当館からの返信がない場合はご連絡ください。
送り先
はがき/〒860-0008 熊本市中央区二の丸2番 シンポジウム係
Fax/096-326-1512
「熊本城 -加藤清正と細川家-」3月18日(土曜日)~6月4日(日曜日)
永青文庫は、肥後熊本54万石を領した細川家に伝わる文化財を保存・公開している美術館であり、熊本とは強く深いつながりを持っています。熊本城に焦点をあてた本展では、当館が所蔵する史料や美術工芸品等を通して、熊本城と細川家の歴史・文化を振り返ります。熊本への理解を一層深めることが、復興支援の一助に繋がるとの願いを込め、地震から1年に合わせ開催いたします。
詳しくは、永青文庫HPをご覧ください。
「震災の記憶と復興エール」4月14日(金曜日)~5月29日(月曜日)
過去の震災を資料で、平成28年の熊本地震からの復興に向けて寄せられたエールを文学資料で紹介します。
熊本県立美術館 公益財団法人永青文庫 熊本市(熊本城調査研究センター)
熊本大学永青文庫研究センター 熊本日日新聞社 RKK熊本放送
京都市立芸術大学サイレントアクア実行委員会
肥後銀行 くまもと文学・歴史館