本文
《黒漆二十八間三方白小星兜》
江戸時代後期(19世紀)
永青文庫所蔵 熊本県立美術館寄託
《菊慈童蒔絵箪笥》
江戸時代後期(19世紀)
永青文庫所蔵 熊本県立美術館寄託
《能面 般若》
江戸時代中期(18世紀)
永青文庫所蔵 熊本県立美術館寄託
展示期間:9月23日~11月7日
【主催】熊本県立美術館/熊本県教育委員会、熊本日日新聞社、RKK熊本放送
【特別協力】公益財団法人永青文庫
【協力】肥後銀行
絵画や彫刻に比べ、工芸品は分かりにくいという印象をお持ちの方も多いのではないでしょうか。本展では、細川家伝来の工芸品の中から、甲冑、調度、能面といった作品にスポットを当て、その魅力を分かりやすくお伝えします。
戦場で身を守るために用いる実用の道具であると同時に、様々な素材や技法を用いて作られた芸術品である甲冑。儀礼や日常生活の場で用い、華やかな蒔絵で装飾された調度。日本の古典芸能である能に用いる仮面で、象徴的な表現で様々な人物をあらわした能面。それぞれの工芸品を楽しむためのポイントを、そこに用いられる素材や技法、デザインや用途といった様々な側面から紹介します。
本展を通じて多彩な工芸品の魅力にぜひ触れてください。