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浜田知明室

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0057653 更新日:2020年10月1日更新

浜田知明作品室の画像熊本市在住の版画家・彫刻家である浜田知明(1917~2018)の活動を顕彰すべく、毎回テーマを設定し、版画作品10点程度に加え、1点程度の彫刻作品を紹介しています。
  会場:浜田知明室(本館2階)
  観覧料:無料 

 

浜田知明室 2020年度第3期 「黄土地帯」

会期:2021年1月9日(土曜日)~2021年3月21日(日曜日)
​※今回の展示では、新型コロナウィルス感染拡大防止のため、出品点数を5点とし、通常よりも作品同士の間隔をあけております。

 2020年度第3期の浜田知明室では、「黄土地帯」をテーマとし、生涯浜田の脳裏から離れることがなかった華北の風景が描かれた作品をご紹介します。
 日中戦争中に軍に入隊した浜田は、1940年に山西省南西部に派遣されます。「黄土地帯」「黄土高原」とも呼ばれるその地で浜田が見たのは、荒涼とした大地や、そびえ立つ崖や城壁。詩情を誘うその土地は浜田の気に入るところとなりますが、そこは戦争の理不尽と暴虐が繰り広げられた場でもありました。
 戦後、その光景を銅版画として作品化するとき、華北地域の乾燥した風土は、画面に鋭く冷たい空気を与えようとした浜田の表現意図に適した「舞台」であったと言えるでしょう。

浜田知明《初年兵哀歌(廟)》
浜田知明《初年兵哀歌(廟)》
昭和29(1954)年
熊本県立美術館所蔵