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熊本県立美術館のコレクションを紹介。今回の特集は「ポップ・アートとアメリカ版画」です!
会期
2014年1月9日(木曜日)~2014年3月23日(日曜日)
作品保護のため会期中に展示替えを行います。
会場
熊本県立美術館 美術館コレクション展示室
(本館二階展示室第2-3室)
休館日
毎週月曜日
ただし、月曜日が祝日の場合は開館し、翌日休館
観覧料
一般400円(300円)、大学生240円(180円)
阿蘇家ゆかりの浜の館出土品(国指定重要文化財)や中世文書、肥後の金工や陶磁器、近代工芸など。また、北島雪山、豪潮、秋山玉山=「肥後の三筆」と呼ばれた熊本ゆかりの名書家の作品を紹介します。西洋絵画の常設コーナーでは、ブーグロー、ルノワールなどフランス絵画の珠玉の作品群を展示します。
重要文化財 浜の館跡出土品
《華南三彩鳥型水注》
中国・明時代
熊本県所蔵
北島雪山《花竹琴書詩酒屏風》
江戸時代前期
熊本県立美術館所蔵
※展示期間1/9 ~2/9
ウィリアム・アドルフ・ブーグロー
《キューピッド》
1860年頃
熊本県立美術館所蔵
本館のアメリカ現代版画コレクションから、リキテンスタインやウォーホルら現代アートのスーパー・スターたちが推進したポップ・アートの動向をはじめ、写真を素材にしたリチャード・エステスやチャック・クロースらが展開したスーパー・リアリズム、革新的な表現世界を切り開いたジャスパー・ジョーンズ、色彩のほとばしるサム・フランシスの“四つの季節”のシリ-ズ、あくなき表現の探求を続けたフランク・ステラなど、戦後の現代美術をリードしたアメリカン・アートの鮮烈な世界を展示します。またその表現活動を支えた版画工房や刷り師の活動も交えて紹介します。
ミュージアムセミナー
「ポップ・アートとアメリカの版画工房」
ポップ・アートやスーパー・リアリズムなど、20世紀後半のアート・シーンに花開いた多彩な動向を、アメリカの版画工房の活動とともに紹介します。
【日時】3月1日(土曜日) 14時00分~15時00分
【場所】本館講堂
【聴講料】無料
【申込】不要
【講師】村上 哲(当館学芸課主幹)