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会期
2020年5月7日(木曜日)~2020年5月15日(金曜日)
2020年5月7日(木曜日)-5月15日(金曜日)
会期を5月15日(金曜日)まで延長いたします!
5月11日(月曜日)も開館!
会場
本館第1展示室
休館日
会期終了まで連続開館
観覧料
一般1,100円(900円)、大学生800円(600円)
※( )内は団体20名以上の料金
※高校生以下 無料/障がい者手帳をお持ちの方 無料
【主催】熊本県立美術館(熊本県教育委員会) 熊本日日新聞社 RKK熊本放送
【特別協賛】肥後銀行
【特別協力】公益財団法人ウッドワン美術館
【企画協力】株式会社アートワン
【後援】熊本県/熊本市/熊本市教育委員会/熊本県文化協会/熊本県美術家連盟/熊本県市町村教育委員会連絡協議会/熊本県図画工作・美術教育研究会/熊本県高等学校教育研究会美術・工芸部会/熊本県高等学校文化連盟/熊本県博物館連絡協議会/NHK熊本放送局/エフエム熊本/FM791
今から150年以上も前、時代が幕末から明治へと移る中で、日本には西欧の絵画技法が一気に到来します。遠近法や陰影法、それに油彩画など、人や物があたかも目の前にあるかのような迫真的な絵画技法は、当時の日本人たちを驚嘆させ、その技法を学ぼうとする画家たちも増えてゆきました。さらに彼らは、西欧の同時代絵画に追いつくべく、時に西欧に倣い、時に自らの伝統に即しながら、新たな絵画の創造を試みます。こうして、日本の絵画は近代化を果たしてゆくのです。
高橋由一《官軍が人吉に火を放つ図》明治10(1877)年
岡田三郎助
《花をもてる裸婦》
明治36(1903)年
岸田劉生
《毛糸肩掛せる麗子肖像》
大正9(1920)年
本展は、広島県廿日市市にある公益財団法人ウッドワン美術館の所蔵品によって、日本の近代絵画をご紹介するものです。あの有名な岸田劉生による「麗子像」の一つ《毛糸肩掛せる麗子肖像》や、藤田嗣治による幻の大壁画《大地》をはじめ、青木繁や藤島武二、横山大観や菱田春草らによる名画たちが一堂に会します。さらには、ウッドワン美術館所蔵のゴッホ作品《農婦》、そしてルノワール《婦人習作》《花かごを持つ女》も特別出品されます。この機会にぜひご来館下さい。
藤田嗣治
《大地》
昭和9(1934)年
©Foundation Foujita / ADAGP, Paris & JASPAR, Tokyo, 2020 C3169
青木繁
《漁夫晩帰》
明治41-43(1908-10)年
上村松園
《舞仕度》
大正3(1914)年
フィンセント・ファン・ゴッホ 《農婦》 1884-85年
ピエール=オーギュスト・ルノワール(左)
《婦人習作》1895年、(右)《花かごを持つ女》1895年
「ニッポンのキンダイビジツ」
【日時】4月18日(土曜日) 14時00分~15時00分
通常休館日である月曜日を臨時開館とし、障がいのある方々にゆっくりと展覧会をご観覧いただくためのイベントです(どなたでもご来館いただけます)。午前・午後に分けて、学芸員による手話通訳付きの解説も行います。障がい者手帳をお持ちの方は観覧料無料です。
【日時】4月27日(月曜日)
【日時】5月3日(日曜日)10時30分~12時00分
正午からの2時間を「おしゃべりしながら鑑賞してもよい」時間帯とするものです。ご家族やお友達とお話ししながら鑑賞を楽しめます。
【日時】5月3日(日曜日) 12時00分~14時00分
会期中の下記日曜日の14時00分から、当館学芸員が展示作品について30分程度解説いたします。開館時間前に第1展示室入口までお越しください。なお、ギャラリートークへのご参加には観覧料が必要になりますので、ご注意ください。