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・会期
2022年10月7日(金曜日)~2022年12月25日(日曜日)
前期:10月7日(金曜日)~11月13日(日曜日) 後期:11月15日(火曜日)~12月25日(日曜日)
※作品保護のため、会期中に一部展示替えを行います。
・会場
本館第2展示室
・開館時間
午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時45分まで)
・休館日
月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)
・観覧料
一般280円(200円)、大学生170円(130円)
【別棟展示室との共通料金】
一般430円(310円)、大学生260円(200円)
※( )内は団体20名以上の料金
※高校生以下・障がい者手帳をお持ちの方は無料です。
・主催
熊本県立美術館
国指定重要文化財、熊本県指定重要文化財をはじめとした珠玉の中世美術が勢ぞろい!
熊本県内の寺院や神社には、熊本県だけでなく日本の歴史にもかかわる様々な宝物が伝来しています。本展覧会ではこれらの寺院と神社の宝物と、当館コレクションから仏と神をモチーフとした作品を選び出して展示し、インド、中国、朝鮮半島、そして日本に至るまでの仏教美術の歴史と、それをとりまく侍たちの物語をご紹介します。
中世以来、幾度も合戦を繰り返した侍にとって、寺社とはおのれの武運長久と一族の結束を願う信仰の対象でした。そして、領民に対して行った数々の業績は厚い信頼につながり、やがて侍を神仏になぞらえて神格化するまでに至ります。
本展では、これらの物語を主に「阿蘇の神々」、「蒙古襲来」、「武士団・菊池氏」、「細川家」、「加藤清正」をキーワードとして紹介し、侍たちがどのように仏や神と向き合ってきたか解き明かします。
(向かって左から)
熊本県指定重要文化財《木造毘沙門天立像》江戸時代(17世紀)
熊本県指定重要文化財《木造十一面観音立像》平安時代(12世紀)
熊本県指定重要文化財《木造不動明王立像》江戸時代(17世紀)
すべて阿蘇市・西巌殿寺蔵 当館寄託
国指定重要文化財《北条時政阿蘇社大宮司職補任状》鎌倉時代 建久7年(1196) 阿蘇家文書 熊本大学附属図書館蔵
※11月14日~12月25日展示
国指定重要文化財《北条義時雑掌奉書》鎌倉時代(13世紀) 阿蘇家文書 熊本大学附属図書館蔵
※11月14日~12月25日展示
国指定重要文化財《北条泰時書状》鎌倉時代 安貞2年(1228) 阿蘇家文書 熊本大学附属図書館蔵
※11月14日~12月25日展示
国指定重要文化財《緑釉陰刻牡丹文水注》山都町・浜の館跡出土 中国・明時代(16世紀) 熊本県蔵 当館保管
※11月14日~12月25日展示
国指定重要文化財 道元所用《二十五条袈裟》鎌倉時代(13世紀) 玉名市・広福寺蔵 当館寄託
※11月14日~12月25日展示
《釈迦十六善神像》南北朝時代(14世紀) 玉名市・広福寺蔵 当館寄託
歌川芳房画《和藤内虎狩図》江戸時代(19世紀) 加藤神社蔵
※11月14日~12月25日展示
展覧会の鑑賞をよりお楽しみいただけるよう、ワークシート「いろんな仏さま、大集合!」ができました!
展示している仏像をもとに、「仏像の髪の毛がつぶつぶになっているのはなぜ?」、「この仏さまにはどうして顔がたくさんあるの?」など、ちょっとした疑問について考えながら、仏像のキホンを学ぶことができます。ワークシートは下記からダウンロードいただくか、美術館でも配布しています。ぜひご利用ください。
【日時】12月17日(土曜日) 14時00分~15時00分
【場所】本館文化交流室
【講師】萬納恵介(当館主任学芸員)
【参加費】無料
【参加方法】事前申込み不要。13時30分より受付を開始します。