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・会期
2022年3月19日(土曜日)~2022年6月12日(日曜日)
前期:3月19日~5月8日、後期:5月10日~6月12日
※作品保護のため、会期中に一部展示替えを行ないます。
・会場
本館第2展示室
・開館時間
午前9時30分~午後5時15分(ただし、入館は午後4時45分までにお願いいたします。)
・休館日
月曜日休館 祝日の場合は開館し、翌平日休館
※5月30日(月曜日)は、「障がいのある方々のための鑑賞デー」として開館
※4月26日(火曜日)~5月8日(日曜日)は連続開館。
・観覧料
一般430円(310円)、大学生260円(200円)
【本館2階のみ】
一般280円(200円)、大学生170円(130円)
※( )内は団体20名以上の料金
※高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方無料
・主催
熊本県立美術館/熊本県教育委員会
自然と美術作品は、深い関係にあると言えます。自然の恵みである水や緑、草花を表現してそれを愛でることは、古今東西に関わらず人類共通の営みであったと言えるでしょう。とくに日本・東洋の古美術は、鉱石から生み出される絵具、土から作る焼きもの、漆塗りの工芸品など、作品の素材そのものが自然から生み出されたものを使っているものが多くみられます。また、《領内名勝図巻》に見られるように、熊本には、水や緑の美しさが江戸時代から変わらず受け継がれていることがわかります。
本展覧会は、当館の古今東西にわたる様々な作品を、「水・緑・花」というテーマの下で紹介する企画です。《領内名勝図巻》など、肥後の自然豊かな風景を描いた作品をはじめとして、花や緑を装飾に用いた絵画や工芸品、多種多様な水の表現の絵画などを展示し、美術における人と自然の関係を見ていきます。第38回全国都市緑化くまもとフェアとともに、ぜひ足をお運びください。
江戸時代の熊本の風景を描いた画巻
衛藤良行筆《領内名勝図巻「上益城郡矢部手永之内」》(部分)
永青文庫蔵 熊本県立美術館寄託 寛政5年(1793) (前期展示)
四季の花や緑と動物を描いた屏風
杉谷行直《四季花鳥図押絵貼屏風》江戸時代後期(19世紀)当館所蔵
墨で水分を表現する
横山大観《雲去来》 熊本県立美術館所蔵 大正6年(1917) (前期展示)
波の文様の着物を着る美人
渓斎英泉《花魁と禿図》熊本県立美術館蔵 江戸時代後期(19世紀) (後期展示)
マリー・ローランサン《馬に乗る少女たち》
熊本県立美術館蔵 1922年
大塚耕二《トリリート》 熊本県立美術館蔵 昭和12年(1937)
※新型コロナウイルス感染症の感染状況により変更・中止する場合があります。
【日時】4月30日(土曜日) 14時00分~15時00分
【場所】本館文化交流室
【講師】金子岳史(当館学芸員)
【参加費】無料
【参加方法】当日先着40名様まで聴講いただけます。
【日時】3月27日(日曜日)、4月10日(日曜日)、5月1日(日曜日)、15日(日曜日)、29日(日曜日)、6月12日(日曜日)
いずれも14時00分~30分程度
【講師】当館学芸員
【会場】第2展示室
【参加料】観覧料が必要です。
【参加方法】開始時間前に第2展示室入口に集合ください。