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野菜研究室

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0050249 更新日:2020年9月2日更新

試験研究の概要

~全国トップレベルの野菜産地の更なる発展のための研究開発~

 本県の野菜算出額(イモ類を含む)は、1,272億円(平成30年(2018年)で、県農業産出額に占める野菜の割合は37.3%であり、本県農業において重要な位置を担っており、特にトマト、ナス、スイカ、イチゴ、メロン等の施設野菜は全国的にも上位の生産量を誇っています。しかし、生産者の高齢化と担い手減少に伴い栽培面積は徐々に減少しています。
そこで、野菜研究室では野菜産地の維持と発展を目指して次の研究に取り組んでいます。

  1. くまもとの魅力を発信できる新品種の開発・選定
     イチゴ「くまもとVS03(ゆうべに)」やナス「ヒゴムラサキ2号」等を育成しました。今後もオリジナル品種の開発に取り組んでいきます。
  2. 生産力の強化による安定生産技術と省力、コスト低減技術の開発
     イチゴ「ゆうべに」の安定生産技術、トマトの高収量・高品質栽培技術、単為結果性ナスの品種特性に合った栽培技術の確立等に取り組んでいきます。

研究の特徴

 人工光気象室や複合環境制御施設で解明した生理生態に基づく高度な環境制御技術の確立、収量・品質の向上技術の開発

促成イチゴ品種「くまもとVS03(ゆうべに)」の育成と安定生産のための栽培技術開発

ゆうべにパック詰め   ゆうべにの白黒マルチ栽培の画像   人工光気象室におけるイチゴ試験
​ゆうべにパック詰姿   ゆうべにの白黒マルチ栽培  人工光気象室を使った花芽分化条件の検討

 ヒゴムラサキ2号    省力的ナス品種「PC筑陽」の栽培
着色が良く品質の良いナスの育成  省力的ナス品種「PC筑陽」の栽培技術の構築
「くまもとVE02(ヒゴムラサキ2号)」

冬春トマトの増枝による収量向上の検討の画像       トマト果実温の測定
冬春トマトの増枝による収量向上の検討 ​  障害果の発生メカニズムの解明(果実温の測定)


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