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天草農業研究所
天草農業研究所は、暖地・海洋性気候に属する天草地方に適した農業振興作物の実証的試験研究を行っています。
天草地域に密着した品目・品種の選定や地域特産カンキツの高品質果実生産技術の開発を行い、農業所得の向上及び天草農業の発展に寄与することを目指しています。
本館
カンキツ試験ほ場
試験研究の概要
天草地域で栽培が盛んなカンキツの高品質・安定生産技術の確立について試験を実施しています。また、天草地域の気象条件を活かし、地域に適した亜熱帯果樹の品種選定や栽培技術確立に向けた試験を行っています。
- 気象変動に対応した露地栽培「肥の豊」の高品質果実出荷安定技術の確立
- 秋季以降の土壌水分管理による高品質果実生産技術の開発
- 果皮強化による果皮障害軽減技術の開発
- 天草地域特産果樹の生育把握と栽培技術の改善
- カンキツ・ビワの生育状況・収量予測
- ヒリュウ台「河内晩柑」の生産安定技術の確立
- ポンカンの栽培技術の改善
- アボカドの優良品種の選定および連年安定生産技術の開発
ヒリュウ台河内晩柑の生産安定技術確立
シートマルチを活用した「肥の豊」の高品質安定生産技術
アボカドの品種選定
施設等の概要
概要 | 位置: | 天草市本渡町地区 |
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標高: | 30m(本館)、7m(園芸) | |
気候: | 年平均気温16.7℃/年間降水量:2,128mm (日本気象協会による2003~2012年における各月の実測値を元に、農業研究センターで算出) |
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土壌: | 埴壌土 | |
施設 | 総面積: | 35,743.57平方メートル |
ほ場面積: | 水田3,800平方メートル、畑410平方メートル、樹園地12,400平方メートル | |
生産施設: | ガラス温室368平方メートル、硬質フィルムハウス184平方メートル、果樹用ハウス1,381平方メートル、作物園芸用ビニールハウス736平方メートル | |
建物面積: | 研究本館426.9平方メートル、果樹農舎312.0平方メートル、作物園芸作業舎320.0平方メートル、ほか堆肥舎、車庫、貯水槽など | |
連絡先 | (本館・果樹部) |
住所:〒863-0002 天草市本渡町本戸馬場636 |
交通アクセス
九州産交本渡バスターミナルからタクシーで10分
県営天草空港から車で5分(福岡空港から空路35分)
九州自動車道松橋インターチェンジから車で2時間
地図(本館・果樹部)
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