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プラスチックごみの削減に取り組んでいる「くまもとプラスチックスマート店」を募集します!
プラスチック資源循環促進法がスタート(R4.4)し、使い捨てプラスチックを提供している飲食店やホテル、クリーニング店、小売店などには、プラスチック製品の使用削減や、プラスチック代替製品への切替など、プラスチックごみの削減に取り組むことが求められています。
熊本県では、こうした取組みを広げ、海洋プラスチックごみ問題などに対応していくため、プラスチックごみの削減に取り組んでいただいている県内のお店を登録し、広くPRしていく「くまもとプラスチックスマート」活動を行っています。
プラスチックごみの削減に取り組んでいるお店のみなさまの登録申請をお待ちしています。
登録申請について
熊本県・市町村共同システム電子申請サービス
以下のURLから電子申請を行ってください。
申請フォームはこちら<外部リンク>
「くまもとプラスチックスマート」活動について
以下のようなプラスチックごみの削減に取り組む熊本県内のお店を登録対象としています。
対象業種
飲食店、宿泊業、クリーニング業、小売業、持ち帰り・配達飲食サービス業
削減対象品
削減の取組み例
- 対象品をプラスチック代替製品(※)へ切替え
※木製、紙製をはじめ、生分解性プラスチックなどを原料とした製品 - 対象品(レジ袋除く)を無償から有償での提供に変更
- 従来より軽量化するなどした対象品を提供
- 消費者に対象品が必要かどうかを確認して提供
- 対象品を受け取らない消費者に特典やポイントなどを付与
- 対象品を繰り返し使用可能な製品に切替え。または、店舗への返却など繰り返し使用を促す
登録ステッカー等の提供
くまもとプラスチックスマート店として登録された店舗に、次の登録ステッカー等を提供します。
登録ステッカー、卓上ポップ
店舗内の見やすい場所に掲示し、利用者に対して、プラスチックごみの削減に取り組んでいるお店としてPRしていただくことができます。
くまもとプラスチックスマート店の一覧
登録されたくまもとプラスチックスマート店をご紹介します。
くまもとプラスチックスマート店一覧 事業所・店舗名:あ~
プラスチックごみ削減の取組み例
喫茶四季の森
熊本県庁新館の1階にある喫茶店。
レジ袋の削減、紙コップとストローレスの蓋(一部)や素材が竹でできている“竹ストロー”を導入するなど、プラスチックごみの削減に取り組んでおられます。
serendipity(セレンディピティ)
主に移動販売で、食材等を量り売りしたり、環境負荷の低いアイテムなどを販売。
プラスチックを極力使わずに生活するための雑貨を販売したり、量り売りの際の袋も自宅に届いたチラシを活用するなど、プラスチックごみの削減に取り組んでおられます。
serendipity(セレンディピティ) (PDFファイル:421KB)
中園ホールディングス株式会社(ホワイト急便)
熊本県全域にクリーニング店「ホワイト急便」を展開。
クリーニング返却時の包装用ビニール袋を、厚さが半分のものへ切り替えたり、プラスチックハンガーの回収と再利用を行い、プラスチックごみの削減に取り組んでおられます。
中園ホールディングス株式会社(ホワイト急便) (PDFファイル:401KB)
HIKE hostel / cafe / bar
熊本県玉名市にある宿泊施設。1Fにカフェラウンジを併設。
2020年のオープン当初より、紙ストローの使用や、テイクアウトの際に持ち帰り用の容器を持ってきてもらうなど、プラスチックごみの削減に取り組んでおられます。
HIKE hostel / cafe / bar (PDFファイル:411KB)
ホテル日航熊本
2002年に熊本市上通に開業した都市型シティホテル。
客室に設置しているアメニティの4品目(ヘアブラシ・かみそり・歯ブラシ・シャワーキャップ)を再生可能資源や再生プラスチックを使用した代替製品へ切り換えるなど、プラスチックごみの削減に取り組んでおられます。
無印良品COCOSA熊本下通
衣料品や日用品などを幅広く取り揃えた小売店。
商品パッケージなどを紙素材のものに移行し、ペットボトルごみを削減する取組みの一環として「自分で詰める水のペットボトル」を販売し店内に給水器を設置するなど、プラスチックごみの削減に取り組んでおられます。
無印良品COCOSA熊本下通 (PDFファイル:266KB)
なぜプラスチックごみの削減に取り組む必要があるの?
海に流出しているプラスチックごみの約8割が陸から!
海に流出しているプラスチックごみの約8割は陸域から発生していると言われており、ポイ捨てや適切に管理されず放置されたプラスチックごみが、水路や河川を通じて海へ流出しています。海に流出するプラスチックごみを減らすには、海だけでなく陸での取組みが重要です。
このまま対策が取られなければ、2050年までに、海洋中のプラスチックごみが、魚の重量を上回ってしまうという予想も示されています。