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令和7年8月豪雨からの復旧・復興本部会議(第2回)
【令和7年12月18日】令和7年8月豪雨からの復旧・復興本部会議(第2回)
会議資料
本部長(知事)挨拶
県民生活に甚大な影響を及ぼした令和7年8月豪雨災害の発生から4か月が経過したところでございます。犠牲になられた方々に対して、深く哀悼の誠を捧げたいと思います。
そしてまた、被災された全ての方々にお見舞いを申し上げるとともに、復旧・復興の途上にある今、頑張ってくださっている県民の皆様に心から敬意を表したいと思います。
私も発災当初から、被災地に赴き被害の大きさを強く感じました。今回の災害対応にあたって、特に迅速な初動対応が出来たのは、県民の皆様、市町村、関係団体、みんなが力を合わせて歩みを進めることができたことが、きっかけと思っております。改めて感謝申し上げます。
本日の会議では、令和7年8月豪雨に関する初動対応の検証結果と、その中間報告、さらに今後の復旧・復興の道標となる令和7年8月豪雨からの復旧・復興プランの案について、年内に最終策定することに向けてご審議をいただきたいと思っております。各本部員の皆様からの報告をお願いしたいと思っております。
復旧復興プランは、被災者の救済・生活支援、そして産業復興支援、 社会産業インフラの機能回復、そして防災・減災の取組みの4つを柱に、特に被災者の生活や事業の再建に向けた20の項目にわたる取組みを庁内各部局が連携して強力に推進することとしております。その理念は、「県民みんなが安心して笑顔になる熊本の復旧・復興」でございます。被災された方々の想いに寄り添いながら、県民一人一人が未来に希望を持てるように、地域の声を丁寧に受け止めて、県民の安全と安心のため、充分議論を尽くしてまいりましょう。
国においても、昨日国会が閉会し、自然災害からの復旧・復興等を盛り込んだ補正予算が成立しております。今後も国や関係機関と連携を密にして、復旧・復興を着実に進めてまいりましょう。
私たちは一日も早く県民みんなが安心して笑顔になる熊本を取り戻すために、一つひとつの取り組みを丁寧に、そしてスピード感をもって取り組んでいきたいと思います。県民の未来のために、全力を尽くしてまいりましょう。

