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第三次熊本県環境基本指針及び第四次熊本県環境基本計画の策定について
1 趣旨
本県は、水俣病を通して、環境破壊の恐ろしさとその復元の困難さを深く認識し、その教訓を踏まえ、より豊かな環境を保全・創造するため、平成2年に全国に先駆けて環境基本条例を制定しました。また、当該条例により、県は、快適な環境の創造を図るための施策の基本となる指針を策定し、計画的実施に努めています。
今般、平成22年度までを対象期間としていた基本指針（対象期間10年）及び基本計画（対象期間5年）を見直し、平成23年度以降を対象とする新たな基本指針及び基本計画を平成23年3月に策定しました。
2 概要
ア） 目指すべき姿
地球規模の課題である「地球温暖化の危機」、「資源の浪費による危機」、「生態系の危機」の3つの危機への対応、及び県環境基本条例において目指している「快適な環境の創造」を図るため、4つの目指すべき姿を環境基本指針に位置づけました。
- 低炭素社会
- 循環型社会
- 自然共生社会
- 安全で快適な生活環境
イ） 環境施策の方向
目指すべき姿に対応した施策の方向を掲げるとともに、それらの施策を一層推進するため、「県民総ぐるみで学び参加する環境保全行動の推進」、及び「環境配慮に向けた制度とネットワークの展開」を施策の方向として、環境基本指針に掲げました。
- 温室効果ガス排出の少ない低炭素社会の実現
- 資源を適正に利用する循環型社会の実現
- 熊本の特性を踏まえた自然共生社会の実現
- 安全で快適な生活環境の実現
- 県民総ぐるみで学び参加する環境保全行動
- 環境配慮に向けた制度とネットワークの展開
ウ） 特定課題
本県において、重点的な取組が必要な課題を、「特定課題」として環境基本計画に位置づけました。
- 地球温暖化対策の推進
- 3Ｒと廃棄物の適正処理の推進
- バイオマスの利活用の推進
- 水とみどりの森づくり
- 生物多様性の保全の推進
- 熊本地域の地下水保全
- 有明海・八代海の再生
- 環境教育の推進
- 環境産業の振興
エ） 数値目標
130項目の数値目標を掲げ、毎年度、点検と評価を行い、結果を県のホームページ等で公表します。
本編
- 指針・計画の表紙（PDFファイル：840KB）
- 巻頭言／目次／概要（PDFファイル：1.1MB）
- 基本指針（PDFファイル：1.2MB）
- 基本計画【第1編】計画の基本的事項（PDFファイル：1.1MB）
- 基本計画【第2編】第1章／低炭素社会の実現（PDFファイル：2.1MB）
- 基本計画【第2編】第2章／循環型社会の実現（PDFファイル：1.2MB）
- 基本計画【第2編】第3章／自然共生社会の実現（PDFファイル：893KB）
- 基本計画【第2編】第4章／安全で快適な生活環境の実現（PDFファイル：2.1MB）
- 基本計画【第2編】第5章／学び参加する環境保全行動（PDFファイル：1.1MB）
- 基本計画【第2編】第6章／環境配慮制度とネットワークの展開（PDFファイル：802KB）
資料
＜外部リンク＞
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