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令和3年度「認知症になっても安心して暮らせるまちづくり功労者表彰」の表彰者を決定しました!
令和3年度「認知症なっても安心して暮らせるまちづくり功労者表彰」の表彰者(団体)を決定しました
認知症になっても安心して暮らせるまちづくり功労者表彰とは
認知症サポーター等の養成や、各地域で認知症の人やその家族を支える活動に積極的に取り組んでいる個人・団体等を表彰し、その取組みを広く県民に周知することで、本県の認知症施策を更に推進することを目的としたものです。
令和3年度表彰者(団体)
令和3年度は3団体を表彰しました。3団体の活動をご紹介します。
1 ホッとカフェ゛だんだん”
令和2年7月豪雨により被災した球磨村の地域住民、認知症の人や認知症の人を支える人の安心できる居場所の提供を目的として、避難所カフェを開設し、地域住民を含めた交流会や体操による健康づくりを積極的に行っていただきました。
また、新型コロナウイルス感染症の感染状況に注視し、感染防止策を講じながら、カフェ運営に取組むなど、認知症の人も安心して暮らせるまちづくりに貢献いただきました。
2 グリーンヒルみふね
法人内で、『認知症介護研究所』を立ち上げ、日頃から認知症のケアの推進や啓発活動、認知症介護の教育等に取り組んでおられます。
特に、法人内職員で劇団を作り、啓発目的の寸劇を実施していることや、法人内に認知症キャラバン・メイトが多数在籍しており、組織として継続的に認知症の理解者を増やす取り組みができる体制を整備されています。
また、当該法人が位置する地区におけるチームオレンジの立ち上げに、主体的に取り組まれ、地域に根差した相談できる身近な拠点として高い志を持ち取り組んでおられます。
3 宇土小学校
平成24年から6年生を対象に福祉の学習の時間に認知症サポーター養成講座を実施しておられます。受講後は、児童自身が学んだことを保護者へ伝え、平成30年度には、市民向けの認知症フォーラムで発表するなど啓発活動を行っておられます。
また、福祉体験学習として、介護老人福祉施設を訪問するなど積極的に交流を図っておられます。