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ペグインターフェロン、リバビリン及びシメプレビルによる3剤併用療法を医療費助成の対象としました。
平成25年11月19日にC型慢性肝炎に対するペグインターフェロン、リバビリン及びシメプレビルによる3剤併用療法が保険適用となったことを受け、熊本県においても、この治療を肝炎医療費助成の対象とすることにしました。
助成の対象となる医療
C型肝炎ウイルスの除去を目的として行うインターフェロン、リバビリン及びシメプレビルの3剤併用療法及びこの治療を行うために必要な医療で、保険適用となっているものが対象となります。
保険診療以外の費用や3剤併用療法と関係のない治療は対象となりません。また、入院中の食事代等は対象となりません。
C型慢性肝炎以外の疾病に対する治療(入院費・手術費・薬剤費等)は助成の対象となりません。
医療機関の皆様へ
- 肝炎治療特別促進事業の取扱いに関するQ&A(医療機関向け)(PDFファイル:187KB) ※H26.1月現在
- (参考資料)医療費助成制度のフローチャート(PDFファイル:140KB) ※H26.1月一部改訂
- シメプレビルを含む3剤併用療法に係る診断書を作成する際の注意事項(医療機関向け)(PDFファイル:151KB) ※新規
助成の対象となる方
次のいずれにも該当する方で、県に申請を行い、認定を受けた方が対象となります。
また、助成を受けることができるのは、認定基準を満たした場合に限られますので、申請にあたっては主治医とよくご相談ください。
- 上の「対象となる医療」を現在受けている方又は受ける予定の方
- 熊本県内にお住まいの方(住民票上の住所が熊本県内の方)
- 各医療保険に加入している方又はその扶養家族の方
認定の手続
認定を受けるには、必要書類を、お住まいの地域を管轄する保健所へ申請し、知事の認定を受けていただく必要があります。
過去に肝炎医療費助成制度を利用してインターフェロン治療(単剤・2剤併用・テラプレビルを含む3剤併用療法)を受けたことがある方でも、シメプレビルを含む3剤併用療法の肝炎医療費助成を申請することができます。(但し、1回限りの助成)。ご自分がシメプレビルを含む3剤併用療法の治療条件を満たすかどうかについては、主治医にお尋ねください。
申請に必要な書類
[1] 肝炎治療受給者証交付申請書(PDFファイル:291KB) ※H27.6.29 改訂
[2] 【B型用】肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書(インターフェロン治療用)(PDFファイル:329KB)※H27.9.17 改訂
[2] 【C型用】肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書(インターフェロン治療、3剤併用療法用)(PDFファイル:362KB)※H27.9.17 改訂
[3]申請者の氏名が記載された被保険者証等の写し
[4]申請者の世帯全員の記載のある住民票
[5]申請者と同一世帯の方全員の市町村民税課税年額(所得割)を証明する書類
※ [2]の診断書は、熊本県が指定する「インターフェロン治療指定医療機関」において作成された診断書に限ります。
※ [1]及び[2]の書類様式は保健所の窓口で受け取ることができます。また、下の様式一覧からもダウンロードすることができます。
県では、専門家の意見を踏まえて審査の上、認定の決定をします。
認定された方には、県から「肝炎治療受給者証」と「肝炎治療自己負担限度月額管理票」を交付します。
認定の有効期間
- 認定の有効期間は原則として7か月です。有効期間は、申請書を提出した月以降で、申請者が指定した月からとなります。認定の開始日は、担当医とよく相談し、治療計画に合わせて指定してください。
- シメプレビルを含む3剤併用療法に限っては、平成26年3月31日までに申請書を提出し受理され、その後認定となった場合、受給者証の有効期間の開始日を平成25年11月19日まで遡ることが可能です。ただし、その場合も有効期間は7か月となります。(平成26年4月1日以降の申請及び平成25年11月19日より前に行った3剤併用療法については、この経過措置の対象となりませんのでご注意ください)
- ただし、次に該当する方は有効期間の延長ができるようになってます。
- 副作用による休薬等、やむを得ない事由による治療休止期間があるため、有効期間内に治療を終えることができないが、有効期間満了日から2ヵ月以内に治療が終わる見込みの方。(延長期間:2ヵ月)
- 前回のインターフェロン治療が無効だった方(延長期間:6ヵ月)
※前回治療無効に該当するかどうかについては、県が指定する指定医療機関の診断書作成医の意見書が必要です。
該当する方は、以下の申請書の担当医による意見書を作成してもらい、受給者証を添えて最寄りの保健所へ提出してください。- 受給者証有効期間延長申請書(副作用等延長用)(PDFファイル:61KB) ※H26.1月一部改訂
- 受給者証有効期間延長申請書(シメプレビルを含む3剤併用療法用)(PDFファイル:88KB) ※H26.1月一部改訂
自己負担の限度額
ペグインターフェロン、リバビリン及びシメプレビル3剤併用療法を受ける際に受給者証等を医療機関・薬局に提示してください。
対象となる医療について、世帯の市町村民税(所得割)課税年額に応じて、次表の自己負担限度額を超えた医療費の額が助成されます。
世帯の市町村民税(所得割)課税年額 |
自己負担限度額(月額) |
---|---|
235,000円以上の場合 |
20,000円 |
235,000円未満の場合 |
10,000円 |
※上記の課税年額は、原則として受給者の世帯全員の市町村民税額(所得割の額)の合計額としますが、申請者またはその配偶者と扶養関係にない方については、合算対象から除外することができます。
合算除外を希望される場合は、以下の申告書に必要書類を添付し、受給者証交付申請書類とあわせて保健所へ提出してください。
市町村民税合算除外申告書(様式)(PDFファイル:40KB)
お問い合せ・申請受付一覧
機関名 | 所在地 | 郵便番号 | 電話番号 |
---|---|---|---|
有明保健所 | 玉名市岩崎1004-1 | 〒865-0016 | 0968-72-2184 |
山鹿保健所 | 山鹿市山鹿465-2 | 〒861-0501 | 0968-44-4121 |
菊池保健所 | 菊池市隈府1272-10 | 〒861-1331 | 0968-25-4138 |
阿蘇保健所 | 阿蘇市一の宮町宮地2402 | 〒869-2612 | 0967-24-9030 |
御船保健所 | 上益城郡御船町辺田見400 | 〒861-3206 | 096-282-0016 |
宇城保健所 | 宇城市松橋町久具400-1 | 〒869-0532 | 0964-32-1207 |
八代保健所 | 八代市西片町1660 | 〒866-8555 | 0965-33-3229 |
水俣保健所 | 水俣市八幡町2-2-13 | 〒867-0061 | 0966-63-4104 |
人吉保健所 | 人吉市寺町12-1 | 〒868-0056 | 0966-22-3107 |
天草保健所 | 天草市今釜新町3530 | 〒863-0013 | 0969-23-0172 |
熊本市保健所 | 熊本市中央区大江5-1-1 | 〒862-0971 | 096-364-3189 |
熊本県健康危機管理課 | 熊本市中央区水前寺6-18-1 | 〒862-8570 | 096-333-2783 |
様式一覧(こちらからダウンロードできます)
- 肝炎治療受給者証交付申請書(PDFファイル:291KB) ※H27.6.19改訂
- 【B型用】肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書(インターフェロン治療用)(PDFファイル:329KB)※H27.9.17改訂
- 【C型用】肝炎治療受給者証の交付申請に係る診断書(インターフェロン治療、3剤併用療法用)(PDFファイル:362KB)※H27.9.17改訂
- 受給者証申請事項変更届(PDFファイル:32KB) ※H26.1月一部改訂
- 受給者証再交付申請書(PDFファイル:24KB)
- 肝炎治療費請求書(PDFファイル:71KB) ※H26.1月一部改訂
- 領収証明書(医療機関・薬局に発行してもらう必要あり)(PDFファイル:61KB) ※H26.1月一部改訂
- 受給者転入届(PDFファイル:36KB) ※H26.1月一部改訂
- 受給者証有効期間延長申請書(副作用等延長用)(PDFファイル:61KB) ※H26.1月一部改訂
- 受給者証有効期間延長申請書(シメプレビルを含む3剤併用療法用)(PDFファイル:88KB) ※H26.1月新規
- 課税年額合算除外者についての申告書(PDFファイル:40KB) ※H26.1月一部改訂
- 受給者証返還届(PDFファイル:27KB)