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「1万人のオフピーク通勤」の実施について
県では交通渋滞の解消に向けて、道路整備等のハード対策に加え、時差出勤の推進による交通量の分散や、テレワークや公共交通の利用促進による交通量の抑制などのソフト対策を推進しております。
昨年9月には、県と熊本市の合同で4,000人規模での時差出勤に取り組み、県庁方面の主な交差点では、朝ピーク時間帯(午前7時30分~午前8時30分)において、県庁方面に向かう車線の交通量が減少していることを確認しました。
この結果を踏まえ、令和6年度第2回熊本県・熊本市調整会議において、本取組みを地元企業や周辺自治体を含めて1年以内に1万人規模に拡大し、県民運動として定着を図る「1万人のオフピーク通勤」として強力に推進していくこととなりました。
「1万人のオフピーク通勤」については、去る7月29日の知事定例会見にて発表し、今年9月に実施することといたしました。
つきましては、県民の皆様におかれましても、取組み趣旨に御理解を賜り、可能な限り通勤される関係者の皆様に自動車の乗り合わせや公共交通への転換をお願いするとともに、朝のピーク時間における自動車交通量の減少や、公共交通の乗客の積み残しの防止を図るため、下記により在宅勤務及び時差出勤等へ御協力いただきますようお願いします。
※7月29日 知事定例記者会見についてはこちらからご覧いただけます。
県ホームページURL:https://www.pref.kumamoto.jp/site/chiji/242697.html
1.取組みの目的
官民連携によるオフピーク通勤(朝のピーク時間である午前7時30分~午前8時30分を避けた通勤)をすることで、交通渋滞の緩和を図る。
2.取組みの概要
(1)実施対象
熊本県内の企業等に通勤する職員等
※ 人流の減少が渋滞解消に寄与することから、通勤手段は問いません。
※ 熊本都市圏での取組みを前提としますが、これ以外の地域においても通勤経路に熊本都市圏を含む場合があるため、事業所の所在地や職員の居住地について特定の地域に限定することはありません。
(2)実施期間
令和7年9月1日(月曜日)から9月30日(火曜日)まで
(3)実施事項
・ 職員による自動車の交通量を減少させることを企図し、通勤時の乗り合わせや公共交通、自転車等への通勤手段の転換を図る。
・ 朝のピーク時間(午前7時30分~午前8時30分)における職員の移動を低減させることを企図し、在宅勤務または時差出勤を行う。