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熊本県に生息するカモシカについて

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0000374 更新日:2020年8月1日更新

1:カモシカについて

ニホンカモシカ(以下、「カモシカ」)は偶蹄目ウシ科ヤギ亜科の動物です。

中国地方を除いた本州、四国、九州に生息する日本固有の種です。

天然記念物の中で特に価値が高いため、特別天然記念物に指定されています。

動物の「国宝」ともいえる生き物です。

 参考資料 カモシカとシカの違い (PDFファイル:481KB)

性格は比較的大人しく、自ら人や他の動物を襲うことはありません。

カモシカの体重は成獣でおよそ30~40kgであり、ニホンジカよりやや小型です。

熊本県内のカモシカは黒色や灰色が多く、茶色のニホンジカとは異なります。

オス・メスともに12~15cmの枝分かれしない角を有しています。

カモシカの画像
平成28年2月26日正午頃、阿蘇郡高森町下切にて撮影(甲斐好夫氏)

2:カモシカを見かけたときの対応

カモシカを目撃された場合は、目撃地域の市町村教育委員会へお知らせください。

発見したカモシカに問題がある場合(ケガや病気をしている、罠にかかっているなど)は、緊急で熊本県文化課(096-333-2706)でも構いません。

 

(1)元気な場合(ケガや病気もなく自力で立っている)

  • しばらく様子を見守ってください。そっとしておくと、だいたい山に戻ります。
  • 近寄らず、通り道を確保してあげてください。
  • 騒ぎ立てないでください。
  • 犬にほえられると興奮するので、犬を近づけないでください。
  • 可能であれば写真を市町村教育委員会へ提供してください。

(2)問題がある場合(ケガや病気をしている、罠にかかっている、近づいても座ったきりなど)

  • 個人で保護等をしないでください。
  • 一人だけでわなを外そうとするのは危険です。

(3)死亡している場合

  • 検死などの手続きを行いますので、死体をできるだけ動かさないでください。(交通の妨げになっている場合を除く)
  • 触れる場合は衛生面に十分気を付けてください。

(4)幼獣だけの場合

  • 幼獣のカモシカにも近づかずに、その場を離れてください。
    親は近くにおり、人の接近を警戒して姿を見せていないだけであることが考えられます。
    また、一度、保護(捕獲)してしまうと野生復帰が困難になります。
  • 個人的な飼育は、法律上行うことができません。
  • 発見した地域の市町村教育委員会へ連絡してください。

 

九州におけるカモシカの生息推定頭数は年々減少しており、その中でも、熊本県内のカモシカの推定頭数は約40頭とされています。(参考資料『平成30年・令和元年度九州山地カモシカ特別調査報告書』)

生息状況は危機的状況に直面しています。

このことからもカモシカについての情報は極めて貴重です。情報提供をどうぞよろしくお願いします。

※カモシカ以外にも、県内ではヤマネやゴイシツバメシジミなどが国指定の天然記念物になっており、同様の対応が必要となります。

3:文化財保護法とカモシカ

カモシカは我が国特有の動物として極めて重要であるとして、文化財保護法で国の特別天然記念物に指定されています。故意にケガを負わせたり、死亡させた場合、文化財保護法違反となります。特別天然記念物の保護にご理解とご協力をお願いします。 

 種類:特別天然記念物

 名称:ニホンカモシカ

 所在地:地域を定めず(熊本県ほか29都府県)

 指定年月日:昭和30年2月15日(特別天然記念物)

 

 

4:参考資料

 九州山地カモシカ特別調査報告書

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