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国登録有形文化財(建造物)の答申について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0271538 更新日:2026年7月17日更新

国登録有形文化財(建造物)の答申について

 令和8年(2026年)7月17日に開催された国の文化審議会において登録有形文化財(建造物)に係る審議が行われ、熊本県内で以下の建造物について、新たに登録するよう答申がありましたのでお知らせします。 
 この答申を受け、官報告示を経て、正式に国登録有形文化財(建造物)となる予定です。
 本県内の登録有形文化財(建造物)は、今回登録分を含めて240件となります。

〇阿蘇市 孤風院 (こふういん)
〇宇城市 稗方家住宅主屋(ひえがたけじゅうたくおもや)
〇益城町 坂井家住宅主屋(さかいけじゅうたくおもや)
〇益城町 坂井家住宅納屋(さかいけじゅうたくなや)
〇益城町 坂井家住宅米蔵(さかいけじゅうたくこめぐら)
〇益城町 城本家住宅主屋(しろもとけじゅうたくおもや)
〇益城町 城本家住宅蔵(しろもとけじゅうたくくら)

阿蘇市 孤風院

 建築家木島安史が明治41年建設の熊本高等工業学校講堂を阿蘇の別荘地に移築し、改修した住宅兼アトリエ。木造平屋一部二階建切妻造銅板瓦棒葺で正面に寄棟造の玄関を付し、外壁は下見板張。旧講堂の外観を維持し、内部は吹抜のアトリエとした木島による再生建築の佳品。

孤風院(全景) 孤風院(内部)

宇城市 稗方家住宅主屋

 砂川右岸に位置する造酒屋の隠居屋敷の主屋。敷地北寄りに南面して建つ、つし二階建入母屋造桟瓦葺で、南、西面に下屋を付し、庭を望む。外壁は真壁で漆喰塗仕上。南西座敷は床脇を仏壇とし、欄間の組子など丁寧なつくりの主屋。

稗方家(全景) 稗方家(内部)

益城町 坂井家住宅主屋 坂井家住宅納屋 坂井家住宅米蔵

 船野山南麓に位置する在御家人住宅の主屋。つし二階建切妻造平入で北西に便所棟を付属。外壁は真壁で漆喰塗仕上。東の土間に太い梁組をみせた豪壮なつくりで、西に六室を配し、西、南面に縁を廻らす。大規模で地域景観の核となる主屋。
 納屋は二階建切妻造平入桟瓦葺で、外壁は真壁で漆喰塗仕上。一階は一室の土間で、二階は二室の板敷で北面に二箇所の荷揚口を開ける。桁行長大な納屋で、敷地の歴史的な景観をつくる。
 米蔵は二階建切妻造妻入で正面に下屋を付す。外壁は真壁で漆喰塗仕上。各階内部は一室で、一階は土間、二階は板敷。質実なつくりで敷地南東の景観を構成。

坂井家(全景) 坂井家(内部)

坂井家納屋(全景) 坂井家納屋(内部)

坂井家米蔵(全景) 坂井家米蔵(内部)

益城町 城本家住宅主屋 城本家住宅蔵

 赤井城跡西麓に位置する農家の主屋。敷地中央に東西棟で南面する平屋建一部二階建、西は切妻造、東は入母屋造で周囲に下屋を廻らし北東に上便所を付す。座敷の組子や彫刻欄間など繊細なつくり。豪農らしい大規模な民家。 
 蔵は二階建切妻造妻入桟瓦葺で、正面に下屋を付す。外壁は真壁漆喰塗で腰は簓子下見板張。一階は土間で中央に柱を立て二階は板敷とする。端正な外観で敷地南東の景観をつくる。

城本家(全景) 城本家(内部)

城本家蔵(全景) 城本家蔵(内部)

建造物の公開状況

【条件付き公開】 
・稗方家住宅主屋(宇城市)※正面外観のみ常時公開
・坂井家住宅・城本家住宅(益城町)
 ※見学を希望する場合は益城町教育委員会生涯学習課(096-286-3337)へ相談が必要。
【非公開】 孤風院(阿蘇市)

問合せ先

・阿蘇市教育委員会教育課       (Tel:0967-22-3229)
・宇城市教育委員会文化スポーツ課 (Tel:0964-32-1954)
・益城町教育委員会生涯学習課    (Tel:096-286-3337)