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国登録有形文化財(建造物)の答申について
国登録有形文化財(建造物)の答申について
令和6年(2024年)7月19日に開催された国の文化審議会において登録有形文化財(建造物)に係る審議が行われ、熊本県内で以下の建造物について、新たに登録するよう答申がありましたのでお知らせします。
この答申を受け、官報告示を経て、正式に国登録有形文化財(建造物)となる予定です。
本県内の登録有形文化財(建造物)は、今回登録分を含めて198件となります。
○玉名市 野尻家住宅主屋(のじりけじゅうたくおもや)
○玉名市 野尻家住宅門及び塀(のじりけじゅうたくもんおよびへい)
○古荘家住宅(旧谷家住宅)主屋(ふるしょうけじゅうたく(きゅうたにけじゅうたく)おもや)
この答申を受け、官報告示を経て、正式に国登録有形文化財(建造物)となる予定です。
本県内の登録有形文化財(建造物)は、今回登録分を含めて198件となります。
○玉名市 野尻家住宅主屋(のじりけじゅうたくおもや)
○玉名市 野尻家住宅門及び塀(のじりけじゅうたくもんおよびへい)
○古荘家住宅(旧谷家住宅)主屋(ふるしょうけじゅうたく(きゅうたにけじゅうたく)おもや)
玉名市 野尻家住宅主屋
野尻家住宅主屋は、在御家人の住宅の特徴を伝える建造物として貴重です。
大規模で眺望に優れた座敷を持ち、座敷にマツの良材を用い、書院欄間に意匠性に富む龍の彫刻を施しています。
大規模で眺望に優れた座敷を持ち、座敷にマツの良材を用い、書院欄間に意匠性に富む龍の彫刻を施しています。
玉名市 野尻家住宅門及び塀
門は四脚門で角柱を用いており、中央に大きな板扉があります。石垣上に廻らせた真壁造り桟瓦葺きの塀と一体となって、在御家人の屋敷構えを伝える建造物として貴重です。
益城町 古荘家住宅(旧谷家住宅)主屋
古荘家住宅(旧谷家住宅)主屋は木山川南岸の農村集落にあり、式台を構えて旧家の格式を見せる建造物として貴重です。
座敷は床と床脇にケヤキとマツの一枚板を用いるなど上質です。
座敷は床と床脇にケヤキとマツの一枚板を用いるなど上質です。
見学について
野尻家住宅主屋、野尻家住宅門及び塀は、現在一般公開されておりません。
古荘家住宅(旧谷家住宅)主屋は、現在カフェとして活用されています。
・玉名市教育委員会文化課 Tel:0968-75-1136
・益城町教育委員会生涯学習課 Tel:096-286-3337
古荘家住宅(旧谷家住宅)主屋は、現在カフェとして活用されています。
・玉名市教育委員会文化課 Tel:0968-75-1136
・益城町教育委員会生涯学習課 Tel:096-286-3337