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国指定重要文化財(建造物)の答申について
国指定重要文化財(建造物)の答申について
令和5年(2023年)11月24日、国の文化審議会において国指定重要文化財(建造物)に係る審議が行われ、熊本県内で以下の建造物について、新たに指定するよう答申がありましたのでお知らせします。
この答申を受け、官報告示を経て、正式に国指定重要文化財(建造物)となる予定です。
本県内の国指定重要文化財(建造物)(国宝を含む)は、今回指定分を含めて31件となります。
○熊本市 吉田松花堂(よしだしょうかどう)
この答申を受け、官報告示を経て、正式に国指定重要文化財(建造物)となる予定です。
本県内の国指定重要文化財(建造物)(国宝を含む)は、今回指定分を含めて31件となります。
○熊本市 吉田松花堂(よしだしょうかどう)
熊本市 吉田松花堂
吉田松花堂は伝統薬「諸毒消丸」の製造・販売を家業とする商家です。
伝統薬の店舗・製薬場である主屋は明治11年建築で、通りに面する鼠漆喰塗りの外壁は重厚な構えを見せています。
同時期建築の土蔵とともに近代の製薬・売薬を営む商家の構えを遺しており、十五畳や茶室などを含め、意匠の優れた近代和風建築群です。
伝統薬の店舗・製薬場である主屋は明治11年建築で、通りに面する鼠漆喰塗りの外壁は重厚な構えを見せています。
同時期建築の土蔵とともに近代の製薬・売薬を営む商家の構えを遺しており、十五畳や茶室などを含め、意匠の優れた近代和風建築群です。

十五畳内観
見学について
吉田松花堂は、現在一般公開されておりません。
答申された建造物の取材を希望される場合は、下記にご相談ください。
熊本市文化市民局文化創造部文化財課 Tel:096-328-2740
答申された建造物の取材を希望される場合は、下記にご相談ください。
熊本市文化市民局文化創造部文化財課 Tel:096-328-2740