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菊池川流域の日本遺産の認定継続について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0179745 更新日:2023年7月24日更新
 平成29年度(2017年度)に日本遺産に認定された「米作り、二千年にわたる大地の記憶~菊池川流域「今昔『水稲』物語」~」について、認定から6年が経過したことから、日本遺産審査・評価委員会における認定更新の審査が行われました。
 文化庁から令和5年(2023年)7月14日、審査の結果、日本遺産として認定が継続されることが発表されましたのでお知らせします。

日本遺産とは?

 日本遺産とは、地域の歴史的魅力や特色を通じて我が国の文化・伝統を語るストーリーを文化庁が認定する事業です。
 この事業では、ストーリーを語る上で欠かせない魅力溢れる有形や無形の様々な文化財群を、地域が主体となって総合的に整備・活用し、国内だけでなく海外へも戦略的に発信していくことにより、地域活性化や観光振興を図ることを目的としています。

 平成27年度(2015年度)に始まった事業で、令和2年度(2020年度)までに全国で104件、熊本県では3件が日本遺産として認定されています。

県内の日本遺産の概要はこちら

菊池川流域の日本遺産の概要

米作り、二千年にわたる大地の記憶 ~菊池川流域「今昔『水稲』物語」~

【構成市町】
 山鹿市・玉名市・菊池市・和水町

【ストーリーの概要】
 菊池川流域には、二千年にわたる米作りによる大地の記憶が残っています。
 平地には古代から受け継がれた条里、山間には高地での米作りを可能にした井出(用水路)と棚田、そして海辺には広大な耕作地を生み出した干拓。米作りを支えた先人たちによる土地利用の広がりが、今も姿を留め、その全てをコンパクトに見ることができます。更に賑やかな祭りや豊かな食という無形の文化も息づくなど、菊池川流域は古代から現代までの日本の米作り文化の縮図であり、その文化的景観や米作りがもたらした芸能・食文化に出会える稀有な場所です。

菊池川流域日本遺産の詳細はこちら

日本遺産総括評価・継続審査について

 日本遺産全体の底上げを図り、ブランド力を強化していくため、令和3年度(2021年度)より日本遺産の「総括評価・継続審査」の仕組みが導入されています。
 この仕組みでは、認定から6年が経過した日本遺産を対象とし、実績報告に基づく総括評価と今後3年間の新たな地域活性化計画をもとに、有識者で構成される「日本遺産審査・評価委員会」によって認定継続の可否が審査されます。
 
 今回の審査の結果、菊池川流域日本遺産は「認定継続」となりました。
 
 審査の詳細は、文化庁ホームページをご覧ください。