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「くまもと型伝統構法を用いた木造建築物作業工程見学会」を開催しました
熊本県では、くまもと型伝統構法の普及のための取組みを進めていますが、伝統構法を理解した技術者の育成を図るため、以下のとおり現場見学会を開催しました。
この現場見学会は、伝統構法を用いた木造建築物の実績がある(有)田口技建様にご協力いただき、実際の施工現場の作業工程毎に計3回実施しました。
人吉球磨管内の工務店や建築士会山鹿支部、落とし込み板壁の材料を作っている五木森林組合の方々にもご参加いただき、伝統的な継手仕口の作業状況や土壁の施工状況を見学され、木造建築物の伝統構法に対する理解を深めていただきました。
また、22歳の若手大工にも参加いただき、土壁塗の塗り体験や小舞竹の施工体験を通して伝統構法の良さを知っていただきました。
第1回(R2.12.3)
第2回(R3.3.6)
第3回(R3.5.15)
日時
回 | 日時 | 見学会の内容 | 参加者数 |
---|---|---|---|
第1回 | 令和2年12月3日(木曜)13時30分~15時00分 | 手刻み(伝統的な継手仕口の作業状況の見学、くまもと型伝統構法の紹介 など | 11名 |
第2回 | 令和3年3月6日(土曜)13時30分~15時00分 | 伝統的な継手仕口で施工している現場の見学 | 11名 |
第3回 | 令和3年5月15日(土曜)13時30分~15時00分 | 土壁の施工状況の見学 | 8名 |
場所
有限会社田口技建 様 工事現場(八代郡氷川町)
対象者
県内の大工・工務店等
主催
熊本県 、公益社団法人熊本県建築士会
申し込み案内