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「球磨工業高校生徒を対象にしたくまもと型伝統構法等に関する現場研修」を開催しました
本県では、木造伝統構法の普及、地産地消による地域産業の活性化を図るため、全国に先駆けて「くまもと型伝統構法を用いた木造建築物設計指針」を策定するなど、伝統構法の普及に向けた取組みを進めています。
今回、建築を学ぶ高校生に伝統構法を学んでもらうことを目的として、伝統構法を用いた木造建築物の実績がある(有)田口技建様に御協力いただき、県立球磨工業高校生徒を対象とした現場研修を開催しました。
研修では、(有)田口技建の作業場と工事現場を見学しました。作業場では、伝統構法を用いた木造建築物に使用する部材の手刻み(伝統的な継手仕口)や土壁塗り材料の練り混ぜ作業を見せていただいき、代表生徒に梁継手の込み栓の打ち込み体験などを行ってもらいました。
工事現場では、施工中の現場の伝統的な木造架構や土壁の施工状況などを見学し、2年生には土壁塗り体験を行ってもらうなど、直に見て体感することで伝統構法の良さを知ってもらいました。
◆11月11日 研修状況写真
◆12月3日 研修状況写真
日時 | 会場 | 参加者 |
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令和3年11月11日(木曜)14時30分~16時00分 | 有限会社 田口技建 様 作業場・工事現場 | 建築科2年生 39名 |
令和3年12月3日(金曜)14時30分~16時00分 | 建築科1年生 38名 |