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【7月11日】令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第9回)
【7月11日】令和2年7月豪雨に係る熊本県災害対策本部会議(第9回)
本部長(知事)の指示
7月4日の豪雨による発災から、本日で1週間が経ちました。改めてご遺族の皆様にお悔やみを申し上げるとともに、被害にあわれた全ての方々に、お見舞いを申し上げます。
本日は、県民の皆様へ、ご報告とお願いがあります。
まず私からの報告です。
県では現在、全力で被災された方の救助や支援に当たっています。特に、球磨村においては、昨日、分散していた役場機能を、渡地区にある総合運動公園に一体化しました。
本県の職員に加え、他県から派遣職員などを受入れマンパワーを充実させるとともに、コンテナハウスなどを導入して、避難者の方々の環境整備を行っています。
孤立集落の解消に向けては、現在、被災地の道路の現況について、自衛隊や消防の皆さんと連携しながら、全力を挙げて、その被害や規制情報の全容把握を行っています。
災害時情報集約支援チーム(アイサット)により、こうした道路の状況や、集落、被災者などの情報が集約され、見える化が図られます。
これにより、今後の支援策の検討や具体化に向けた優先順位の設定など、効果的な支援につなげます。
次に、私からのお願いです。
本日から明日にかけて、1時間に40ミリの激しい雨が予想されます。
今後の情報に注意していただくとともに、河川など危険なところに近寄らない、明るいうちに早めに安全な場所へ避難するなど、命を守る行動をとってください。