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【Web版】熊本県広報紙「県からのたより」令和8年夏号 No.161

令和8年「夏号(No.161)」目次
【表紙】くまもとPRIDE はちべえトマト(八代市)
【特集】災害から命を守る備え
【熊本県からのお知らせ】
【熊大生が聞く!】
【今月のプレゼント・プレゼントクイズ】
【お問い合わせ先】
くまもとPRIDE はちべえトマト(八代市)
たわわに実った果実がうっすら赤みを帯びる。八代平野でとれるブランド野菜「はちべえトマト」が今年も収穫期を迎えた。日本一の生産量を誇るトマトの産地は昨年8月、豪雨による濁流に襲われた。ハウスの9割が冠水し、定植直前の苗はほとんど流された。農家は新たな苗をかき集め、「どうか育ってくれ」と願いを込めた。今年の出荷量は例年とほぼ同じ。農家の願いも、また実った。
特集:災害から命を守る備え

自然災害から命を守るためには、日頃の備えと早めの避難行動が大切です。
熊本県は大雨シーズンを迎え、水害の危険性が高まります。新たな防災気象情報を理解するとともに、過去の災害の経験・教訓を活かし、今から「命を守る行動」を実践しましょう。
予防的非難のために理解してほしいこと
1 早めの避難で危険を回避しよう!
令和7年8月豪雨の教訓
令和7年8月10日の夜から11日朝方にかけて、熊本県は記録的な豪雨に襲われました。県内各地で、日最大1時間降水量(その日で一番激しく降った1時間の雨量)が観測史上1位の記録を更新し、県内で甚大な被害が発生しました。
令和7年8月豪雨に関する県民アンケート(回答2402人)では、明るいうちから早めの「予防的避難」を行った方は少なく、多くの方が、事前に避難場所を決めていないことも分かりました。
一方で、あらかじめ避難場所を決めておくことが、実際の避難につながるとの結果も出ています。事前に避難場所を決め、災害が予想されるときは早めの「予防的避難」を徹底しましょう。

(写真)令和7年8月豪雨で浸水した住宅街

(図)【豪雨は深夜・朝方に集中】熊本県では、深夜から朝方にかけて大雨が発生する傾向があります。暗い中、大雨が降っている状況での避難は危険です。雨が強まる前の、明るい時間帯に避難を始めましょう。
2 新しくなった防災気象情報を理解しよう!
警戒レベル3で避難開始!
5月29日から、気象庁が発表する「防災気象情報」が変わりました。
「河川氾濫」「大雨」「土砂災害」「高潮」の危険性は、避難を始めるタイミングが分かるよう、警戒レベルが5段階に整理されています。
自分や家族が各警戒レベルに応じて、どのように避難行動等を行うのか、マイタイムライン等で確認しておきましょう。

(表)新しい警戒レベル相当情報
災害への備えとして実践してほしいこと
1 マイタイムラインを作ろう!
マイタイムラインってなに?
マイタイムラインとは、大雨などの災害時に「いつ」「どこに」「だれと」避難するのかをまとめた防災行動計画です。避難場所をあらかじめ決めておくことで、いざという時に慌てずに行動できます。
5段階の警戒レベルを理解し、どのレベルで避難すべきか、各自の避難スイッチ(タイミング)を決めましょう。
【マイタイムラインの作成をお手伝い】「くまもとマイタイムライン」専用WEBサイトでは、自分の住む地域の情報を入れるだけで、マイタイムラインを誰でも簡単に作成、保存、印刷できます。作成をサポートする動画も掲載していますので、ぜひご活用ください。くまもとマイタイムライン<外部リンク>
2 非常持ち出し品・備蓄品を準備しよう!
避難時に持ち出す「非常持ち出し品」、電気・水道・ガスなどのライフラインが途絶した場合に備える「備蓄品」は、リストにしておき、日頃から準備しておきましょう。


3 県や市町村の防災情報提供サービスを活用しよう!
「知っている」だけでなく「使える」状態へ
いざという時に、熊本県やお住まいの市町村が提供する防災情報提供サービスを使えるよう、事前に必要な登録を行うとともに、積極的に活用しましょう。
【防災気象情報、通行規制情報、避難所情報などを知る】
- 防災情報くまもと<外部リンク>
- 防災情報メールサービス
【ハザードマップなどの情報を音声で聴く】

熊本県からのお知らせ
熊本地震震災ミュージアム「記憶の廻廊」
熊本地震の記憶や経験、教訓を風化させず後世に伝承するため、9つの市町村と連携して、回廊型フィールドミュージアム「記憶の廻廊」に取り組んでいます。公式HPには、中核拠点や地域拠点、震災遺構をつなぐモデルルートのほか、県・市町村の熊本地震10年関連の取り組みを掲載しています。
【問い合わせ先】観光文化政策課 Tel096-333-2011 熊本地震震災ミュージアムKIOKU Tel0967-65-8065
詳しくはこちら<外部リンク>
特別展「わたしたちのルノワール」を開催します
19 世紀フランスの画家、ピエール=オーギュスト・ルノワールの展覧会を開催します。日本全国に収蔵されるルノワール作品をはじめ、彼に影響を受けた日本の洋画家たちの作品などを通して、ルノワールが日本で愛される理由を探ります。期間:7月18日(土)~9月13日(日)
【問い合わせ先】熊本県立美術館 Tel096-352-2111
南阿蘇鉄道は40周年を迎えました
熊本地震で被災した南阿蘇鉄道は、令和5 年7月に創造的復興を果たし、今年、開業40周年を迎えました。長年愛されるトロッコ列車や『ONE PIECE』とのコラボ列車「サニー号トレイン」は国内外の観光客にも大人気です。この夏、ぜひ乗車してみませんか。
【問い合わせ先】南阿蘇鉄道株式会社 Tel0967-62-0058
詳しくはこちら<外部リンク>
自主防災組織活動支援員を派遣しています
災害発生時に、被害を最小化するためには、地域で互いに助け合う「共助」による取り組みが大変重要です。熊本県では、地区防災計画の作成や避難訓練の実施など、地域における防災力強化の取り組みを支援するための支援員の派遣を行っています。お気軽にお問い合わせください。
【問い合わせ先】防災推進課 Tel096-333-2811
熊大生が聞く!
新生活で防災を再確認!
はじめまして、熊本大学学生広報スタッフです! このコーナーは熊大生が県政のあれこれを取材します。
大雨シーズンを迎えました。「災害に備えたいけど、何をすればよいか分からない」と、悩んでいませんか?今回は、地域防災を専門とする熊本大学工学部の竹内裕希子教授に、災害への備えなどを聞きました。新生活が落ち着いた今こそ、防災のタイミングです。私たちと一緒に災害に備えましょう!(山口真琴、山口純加、麻生みのり、堺彩乃)
若者でもできる災害への備え
Q1 新生活を始めた人がまず取り組む災害への備えを教えてください。
A.住んでいる場所や生活に関わる場所をハザードマップで確認してください。どのような災害が起こる可能性があるのか、どこに避難すべきなのかによって必要な備えは変わります。まずは身の周りの情報収集を始めましょう。
Q2 私たちが普段から実践できる対策はありますか?
A.私は、かばんの中に45リットルのごみ袋など、「多用途に使えるもの」を入れています。ごみ袋は雨よけや防寒、敷物になります。「これさえあれば一晩しのげる、帰宅できる」という自分なりの「お守り」をプラスすることが、災害時の冷静な行動と精神的な余裕につながります。
Q3 災害時に役立つスマートフォン活用法は?
A.災害情報サイトのショートカットをスマホのホーム画面に配置したり、アプリを入れたりすることは効果的。災害時には情報が混乱するため、信頼性の高い情報を入手することが重要です。熊本県の「防災情報くまもと」など、信頼性のある情報を選択しましょう。
Q4 災害への備えとして普段の心構えを教えてください。
A.何より大切なのは「自分事として想像する力」です。自然現象は止められませんが、生活にある「弱さ」を理解し、見直すことは、私たちにできる唯一の対抗策です。熊本地震は、熊本大学の入学式から10日後に発生しました。「もし自分があの時の新入生だったら」と自問することも、自分事にする第一歩になります。
今月のプレゼント・プレゼントクイズ
■JAやつしろ「トマトケチャップHATIBEE 2本セット」
完熟の「はちべえトマト」を使った、フレッシュな甘み、うま味が楽しめるケチャップです。
申し込みはこちら<外部リンク>
■YAMAZEN「防災セットソーラーパネル付き」
懐中電灯やポンチョ、充電用ソーラーパネルなど、災害時に必要な31点がセットになっています。
ー問題ー令和8年5月から「防災気象情報」が新しくなり、5段階のレベルに分けて発表されます。避難に時間がかかる高齢者らは、レベル「〇」で避難すべき? 〇に入る数字をお答えください。
申し込みはこちら<外部リンク>
応募方法
郵便番号、住所、氏名(ふりがな)、連絡先電話番号、年齢、クイズの答え(プレゼントクイズ応募の場合)、「県からのたより」へのご意見・ご感想を明記の上、はがき(あて先住所は下部に記載)、または二次元コードでご応募ください。
※各プレゼントへの応募は、お一人様一口限り。
※当選者の発表は賞品の発送をもってかえさせていただきます。
応募締切:令和8年6月19日(金曜日)当日消印有効
※はがきで応募する場合、ご希望のプレゼント名を必ずご記入ください。
※1枚のはがきで両方のプレゼントに応募する場合は、プレゼント名を両方ご記載ください。
お問い合わせ先
〒862-8570 熊本市中央区水前寺6丁目18番1号
熊本県広報課「県からのたより」係


