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農業大学校 野菜学科(野菜コース)

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0237613 更新日:2025年6月9日更新

野菜王国くまもとで、施設野菜の栽培技術を習得

1 野菜王国くまもとで野菜づくりを学ぶ

野菜王国くまもとで、未来の野菜づくりを担う人材を育成する熊本県立農業大学校 野菜学科。
ここでは、くまもとの豊かな自然と充実した施設を舞台に、即戦力となる施設野菜の栽培技術を深く習得できます。

集合写真

2 実践力を養う幅広い学習内容

野菜学科では、熊本県の主要品目であるトマト、いちご、すいか、メロン、なすなどの施設果菜類に加え、レタスや根菜といった露地野菜まで、多岐にわたる品目を扱います。
野菜の生理生態や栽培の基礎知識はもちろんのこと、経営、販売・流通といった農業経営に不可欠な知識まで、講義と実践的な実習を通して幅広く学びます。

卒業後は自営就農、雇用就農、農業関連企業等ですぐに活躍できる実践力を養います。

実習・トマト 実習・メロン 実習・スイカ

3 学生主体の実践教育「プロジェクト学習」

1年生の前期は、トマトやメロンなど、施設野菜や露地野菜の管理や調査方法を徹底的に習得します。
そして後期からは、学生が自ら品目と研究テーマを決定し、栽培から研究まで主体的に取り組む『プロジェクト学習』がスタート。
2年生の前期まで栽培と調査に没頭し、その成果を卒業論文としてまとめ上げます。
このプロジェクト学習では、秋から翌春にかけて栽培する施設野菜が中心となります。
学生2名で1つのハウスを使い、まるでプロの農家のように野菜を自分たちで栽培し、調査研究に取り組みます。
自らの手で課題を見つけ、解決へと導くこの経験は、将来の農業人としてかけがえのない財産となるでしょう。

 

●プロジェクト学習の研究テーマ
野菜品種の特性調査や効率的な仕立て方といった基本的な技術に加え、
環境制御技術、養液栽培技術、天敵を利用したIPM(総合的病害虫管理)技術など、
次世代の農業を支える最先端技術にも積極的に挑戦しています。

 

実習の流れ

4 施設装備

●栽培施設

  • ガラスハウス 6棟
  • 硬質フィルムハウス 6棟
  • ビニルハウス(丸屋根型)7棟
  • 育苗ハウス 2棟

【付帯設備】
全てのハウスに、環境制御装置、ハウス暖房機を装備
隔離栽培施設、高設イチゴ施設、養液栽培施設、養液土耕装置、
炭酸ガス発生装置、ヒートポンプ、等の設備を装備

​​野菜学科の施設 

 

 

ガラスハウス ビニルハウス

左:ガラスハウス  右:ビニルハウス

 

環境制御装置

ハウス環境制御装置

 

溶液土耕装置 溶液栽培トマト

左:溶液栽培装置  右:溶液栽培ミニトマト