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農業大学校 花きコースが農高と遠隔一斉授業を開催

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0176133 更新日:2023年6月14日更新
 花きコースでは、シクラメンを題材として令和元年(2019年)からスマート農業実証事業に取り組んでいます。本事業では、県内の11農業関係高校と連携し、学生の農業に対する関心を高め、担い手の育成確保につなげることを目指しています。
 各校のシクラメン生産施設に気温、照度、炭酸ガス濃度等の各種センサーを設置し、データをクラウド上に蓄積しています。これにより現在と過去の栽培環境の一部を「見える化」し、12校間で比較検討できるシステムを運用しています。
 また、高温や強日射が発生した場合に、悪影響を受ける発生元のシクラメン栽培責任者に対して、自動的に通知するシステムの運用と、シクラメンの品質を左右する葉数を数える「AI(人工知能)」の開発にも取組んでいます。
 本年度第1回の遠隔一斉授業では、これらのシステムを高校生も使うことができるように、使用方法を周知しました。
 高校生からは、「AI(人工知能)は、どのくらいの大きさの葉なら、葉として認識できますか」とか、「葉を数える時に印をつけるマーカーとして何が良いですか」などの専門的で関心をもった質問がありました。
遠隔1
遠隔2