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花きコースの紹介

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0172999 更新日:2023年10月25日更新
 花きコースでは、これからの花き産業を担う人材の育成に取り組んでいます。
 今回は、現在、学習活動の中で実践しているいくつかの内容について紹介します。
 1つ目は、10棟の温室を用いて、切り花、鉢物などの栽培プロジェクト活動を行い、専門的知識の習得を図るとともに高品質花き栽培技術の習得に努めています。 
 各温室では、ヒートポンプによる夜間冷房管理や、スポットクーラーによる冷房育苗を行っており、育苗から収穫まで一連の実習を年間をとおして行います。
 近年注目されているIoT技術やLED照明を使った研究にも取り組んでいます。
カーネーションの出荷調整
カーネーションの販売準備をしている様子
トルコギキョウの定植
トルコギキョウの苗を定植している様子
トルコギキョウの調査
トルコギキョウの切り花調査を行っている様子
カスミソウの調査
宿根カスミソウの生育調査をしている様子
LED写真
夜間、LEDで照らされている温室の様子
花壇の管理
花だんの管理をしている様子
 2つ目は、フラワーアレンジメントの技術向上を図っており、フラワー装飾技能士2級・3級の資格取得に取り組んでいます。
 また、年間を通じて、文化祭(黒石原祭)や卒業式、入学式でアレンジメント作品を制作・展示することで、実践的なアレンジメント技術の習得にも努めています。
技能検定の練習風景
フラワー装飾技能検定試験に向けて練習している様子
花の美術館の見学
フラワーデザイン作品展「花の美術館」を見学している様子
黒石原祭でのアレンジメント作品の制作
文化祭(黒石原祭)で展示するアレンジメント作品を制作している様子
入学式に向けたアレンジメント制作
入学式で展示するアレンジメント作品を制作している様子
 3つ目は、コース別研修による校外学習を積極的に行っています。花き生産者から栽培技術や圃場管理、さらに経営方針を直接聞くなど、実践的な学びに力を入れています。
コース別研修における花き生産法人の視察
コチョウランを生産している農業法人を視察している様子
 4つ目は、農業関係高校11校と連携し、シクラメンを題材としたスマート農業実証事業に取り組んでいます。
 本事業では、栽培施設内の気温、湿度、照度、Co2濃度等の栽培環境をクラウド上に収集し、過去と現在の栽培環境を「見える化」し、自校の栽培管理に役立てられるようにシステムを構築しています。
 また、草花を学んでいる高校生とリモートで情報交換を行う「遠隔授業」を定期的に行い、最先端の農業技術について情報を共有しながら学びを深める取組みを行っています。
クラウド上の栽培データを確認している様子
クラウド上にある生育環境データを確認している様子
遠隔授業の様子
農業関係高校の高校生と「遠隔授業」と題して、リモートで情報交換を行っている様子