本文
熊本県立大学の半導体関連人材育成強化に係る共同記者会見
知事コメント
県知事の木村でございます。
本日は、県と県立大学の共同記者会見にお集まりいただきまして、誠にありがとうございました。
先週金曜日の県議会一般質問におきまして、県立大学での半導体関連人材育成に関しまして、私から「新たな学部の設置も含め、本格的な検討に入る」と、答弁させていただきました。
本日は、その具体的な中身がまだこれからにせよ、ここに至った思いなどを含めて、理論的な支柱であられます黒田理事長、そしてまた、大学をまとめていただいている堤学長とともに、こういう形で直接お話をさせていただく機会を設けた方が、正確に皆さんに伝わるという思いもありまして、この場を設けさせていただきました。
半導体、TSMCの第一工場が本格稼働を始め、県内に半導体関連企業の集積が進んでおりますけれども、やはり県内外半導体関連企業では、人材不足に対する懸念の声も上がっております。
県として、しっかり、やはり人材を育成していくということが必要だと思っております。
そうした中で、今、熊本県は、「くまもとサイエンスパーク推進ビジョン」、また、「くまもと半導体産業推進ビジョン」を掲げているわけでございます。
企業がきても、やはり、人がいないといけませんし、人材こそが、これからの宝でございます。
そうした中で、昨年、黒田理事長を県立大学にお招きしましたのも、半導体関係・設計分野で、世界的な権威であられる黒田理事長の幅広い御人脈を、熊本県内の各大学との間でも、既に生かしていただいているところがあるんですけれども、今回の、県立大学でも半導体関連人材育成に踏み切ろうというところで、理事長自ら汗をかいておられます。
そのことに感謝申し上げるとともに、私たち熊本県としては、そこに大きな期待を抱いているところでございます。
県と県立大学がしっかり連携して、黒田理事長、そして堤学長のリーダーシップのもとで、しっかりと我々、県もしっかりコミットして研究・検討を重ねて、今年秋までに、大きな方向性をお示したいと思っております。
本日は、よろしくお願い申し上げます。