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豚流行性下痢(PED)の発生状況と発生予防対策の徹底について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0050437 更新日:2020年10月1日更新

 平成25年(2013年)10月以降、全国的に「豚流行性下痢」の発生が続いています。
 養豚農家をはじめ関係者の皆さんにおかれましては、以下を参考に、予防対策の徹底をお願いします。

豚流行性下痢(PED)とは

  • 家畜伝染病予防法に基づく届出伝染病
  • 水様性下痢を主徴とし、冬から春にかけて流行しやすい病気
  • 哺乳豚では脱水症状を呈し、高率に死亡。糞便を介した経口感染で伝播
  • 予防法は、消毒など飼養衛生管理の徹底及びワクチン接種
  • 豚やいのししの病気であり、人に感染することはない

県内における発生状況

今シーズン(令和元年(2019年)9月から令和2年(2020年)8月)の発生状況

R1-2例目

令和元年(2019年)9月以降、2地域、2農場で発生が確認されましたが、全農場が豚流行性下痢(PED)防疫マニュアルに基づき非発生農場に復帰しています。

県内のPED発生状況(R1.9~R2.8)

番号

発生地域

(地域振興局別)

発生年月日

備考

1

球磨

令和2年(2020年)3月10日

令和2年(2020年)5月1日に非発生農場へ復帰

2

熊本

令和2年(2020年)4月1日

令和2年(2020年)7月7日に非発生農場へ復帰

※令和2年(2020年)7月7日現在、熊本県全体で発症頭数560頭、死亡頭数455頭が確認されています。

平成30年(2018年)9月から令和元年(2019年)8月までの発生状況

 県内での発生なし

平成29年(2017年)9月から平成30年(2018年)8月までの発生状況

熊本

平成29年(2017年)9月以降、1地域、2農場で発生が確認されましたが、平成30年(2018年)8月17日に全ての農場が豚流行性下痢(PED)防疫マニュアルに基づき非発生農場に復帰しています。

県内のPED発生状況(H29.9~H30.8)

番号

発生地域(地域振興局別)

発生年月日

備考

1

熊本

平成29年(2017年)12月30日

平成30年(2018年)3月13日に非発生農場へ復帰

2 熊本 平成30年(2018年)5月26日 平成30年(2018年)8月17日に非発生農場へ復帰

※平成30年(2018年)8月17日現在、熊本県全体で発症頭数684頭、死亡頭数51頭が確認されています。

平成28年(2016年)9月から平成29年(2017年)8月までの発生状況

菊池天草鹿本
平成28年(2016年)9月以降、3地域、5農場で発生が確認されましたが、平成29年(2017年)7月28日に全ての発生農場が豚流行性下痢(PED)防疫マニュアルに基づき非発生農場に復帰しています。

県内のPED発生状況(H28.9~H29.8)

番号

発生地域
(地域振興局別)

発生年月日

備考

1

菊池

平成29年(2017年)1月29日

平成29年(2017年)5月25日に非発生農場へ復帰

2

菊池

平成29年(2017年)1月31日

平成29年(2017年)5月25日に非発生農場へ復帰

3

菊池

平成29年(2017年)2月15日

平成29年(2017年)5月25日に非発生農場へ復帰

4

天草

平成29年(2017年)3月15日

平成29年(2017年)6月14日に非発生農場へ復帰

5

鹿本

平成29年(2017年)4月11日

平成29年(2017年)7月28日に非発生農場へ復帰

※平成29年(2017年)7月28日現在、熊本県全体で発症頭数2,094頭、死亡頭数366頭が確認されています。

平成27年(2015年)9月から平成28年(2016年)8月までの発生状況

H28.5例目地図

平成27年9月以降、2地域、6農場で発生が確認されましたが、平成28年8月11日に全ての発生農場が豚流行性下痢(PED)防疫マニュアルに基づき非発生農場に復帰しています。

県内のPED発生状況(H27.9~H28.8)

番号

発生地域
(地域振興局別)

発生年月日

備考

1

菊池

平成27年(2015年)11月6日

平成28年(2016年)8月3日に非発生農場へ復帰

2

菊池

平成27年(2015年)11月6日

平成28年(2016年)8月3日に非発生農場へ復帰

3

菊池

平成28年(2016年)1月7日

平成28年(2016年)4月26日に非発生農場へ復帰

4

菊池

平成28年(2016年)2月3日

平成28年(2016年)7月26日に非発生農場へ復帰

5

熊本

平成28年(2016年)2月5日

平成28年(2016年)7月30日に非発生農場へ復帰

6

菊池

平成28年(2016年)3月30日

平成28年(2016年)8月11日に非発生農場へ復帰

※平成28年(2016年)8月11日現在、熊本県全体で発症頭数4,578頭、死亡頭数2,320頭が確認されています。

平成26年(2014年)9月から平成27年(2015年)8月までの発生状況

8例目PED地図

平成27年(2015年)1月以降、4地域、13農場で発生が確認されましたが、平成27年(2015年)9月10日に全ての発生農場が豚流行性下痢(PED)防疫マニュアルに基づき非発生農場に復帰しています。

県内のPED発生状況(H27.1~H27.9)

番号

発生地域
(地域振興局別)

発生年月日

備考

1

菊池

平成27年(2015年)1月14日

平成27年(2015年)4月27日に非発生農場へ復帰

2

熊本

平成27年(2015年)2月4日

平成27年(2015年)7月3日に非発生農場へ復帰

3

天草

平成27年(2015年)2月25日

平成27年(2015年)5月27日に非発生農場へ復帰

4

菊池

平成27年(2015年)3月15日

平成27年(2015年)8月15日に非発生農場へ復帰

5

菊池

平成27年(2015年)3月18日

平成27年(2015年)7月7日に非発生農場へ復帰

6

菊池

平成27年(2015年)3月21日

平成27年(2015年)7月7日に非発生農場へ復帰

7

菊池

平成27年(2015年)3月24日

平成27年(2015年)7月7日に非発生農場へ復帰

8

阿蘇

平成27年(2015年)3月28日

平成27年(2015年)7月7日に非発生農場へ復帰

9

菊池

平成27年(2015年)3月31日

平成27年(2015年)7月3日に非発生農場へ復帰

10

菊池

平成27年(2015年)3月31日

平成27年(2015年)7月10日に非発生農場へ復帰

11

菊池

平成27年(2015年)3月31日

平成27年(2015年)7月4日に非発生農場へ復帰

12

菊池

平成27年(2015年)4月2日

平成27年(2015年)9月10日に非発生農場へ復帰

13

菊池

平成27年(2015年)4月2日

平成27年(2015年)7月31日に非発生農場へ復帰

※平成27年(2015年)9月10日現在、熊本県全体で発症頭数14,922頭、死亡頭数3,270頭が確認されています。
※No.4、No.5、No.6、No.7、No.8は関連農場です。
※PED防疫マニュアルに基づき、症状が見られなくなったことを家畜保健衛生所職員が臨床検査により判断した時点から8週間(56日)が経過した場合、非発生農場と同様の扱いとなります。

平成26年(2014年)1月から平成26年(2014年)5月までの発生状況

Ped地図

平成26年(2014年)1月28日から平成26年(2014年)5月31日までに8地域、32農場で発生が確認されましたが、平成26年(2014年)8月7日に全ての農場で沈静化を確認しています。
※沈静化:発症・死亡豚が確認されなくなった状態(農場内のウイルスの清浄化を示すものではありません)

県内のPED発生状況(H26.1~H26.5)

番号

発生地域
(地域振興局別)

発生年月日

1

球磨

平成26年(2014年)1月28日

2

球磨

平成26年(2014年)1月31日

3

球磨

平成26年(2014年)1月31日

4

球磨

平成26年(2014年)1月31日

5

球磨

平成26年(2014年)2月7日

6

菊池

平成26年(2014年)3月24日

7

芦北

平成26年(2014年)3月31日

8

玉名

平成26年(2014年)4月4日

9

芦北

平成26年(2014年)4月4日

10

菊池

平成26年(2014年)4月4日

11

菊池

平成26年(2014年)4月4日

12

菊池

平成26年(2014年)4月7日

13

菊池

平成26年(2014年)4月7日

14

天草

平成26年(2014年)4月9日

15

菊池

平成26年(2014年)4月11日

16

菊池

平成26年(2014年)4月14日

17

菊池

平成26年(2014年)4月14日

18

熊本

平成26年(2014年)4月15日

19

熊本

平成26年(2014年)4月17日

20

熊本

平成26年(2014年)4月18日

21

熊本

平成26年(2014年)4月21日

22

阿蘇

平成26年(2014年)4月27日

23

阿蘇

平成26年(2014年)4月28日

24

菊池

平成26年(2014年)4月28日

25

熊本

平成26年(2014年)4月28日

26

熊本

平成26年(2014年)4月30日

27

鹿本

平成26年(2014年)4月30日

28

天草

平成26年(2014年)5月3日

29

熊本

平成26年(2014年)5月6日

30

熊本

平成26年(2014年)5月13日

31

阿蘇

平成26年(2014年)5月20日

32

熊本

平成26年(2014年)5月31日

※平成26年(2014年)10月16日現在、熊本県全体で発症頭数40,123頭、死亡頭数6,612頭が確認されています。

【感染拡大防止のための対応強化について】(平成27年(2015年)4月6日現在)

 今シーズン(平成27年1月以降)のPEDは、これまでに4地域(菊池、熊本、天草、阿蘇)において13農場発生しています。
 今回、平成27年(2015年)3月15日以降、菊池郡市管内の発生が多い(9農場)ため、一斉消毒を実施しました。併せて、国のPED防疫マニュアルに基づき、消毒等の衛生管理の意識向上を目的として、菊池市と大津町を特別防疫対策地域に指定して、消毒を強化します。

 <対応強化策>

  1. 農場の一斉消毒
    県から備蓄している消毒資材を配布して、菊池市及び大津町の全域で実施。
  2. 特別防疫対策地域指定
    ​菊池市及び大津町の全域(菊池市67農場、大津町20農場 計87農場)において、次の項目を実施。
    1. 農場入口や豚舎周囲の緊急消毒地域内の養豚場は、定期的に、健康状態及び死亡頭数を報告
    2. 農場入口や豚舎周囲の緊急消毒
    3. 防疫対策の徹底をFax等で周知

【特別防疫対策地域の解除について】(平成27年(2015年)9月10日現在)

 感染拡大防止のため特別防疫対策地域を指定し、消毒の強化をする等の取組の結果、それ以降の発生はなく、9月10日に全ての発生農場が非発生農場に復帰したこと等を踏まえ、同日付けで特別防疫対策地域の指定を解除しました。

国内における発生状況

<令和元年(2019年)9月から令和2年(2020年)8月までの発生状況>(令和2年(2020年)3月30日現在)
 3県58農場
 発症頭数16,584頭、死亡頭数3,319頭

<平成30年(2018年)9月から令和元年(2019年)8月までの発生状況>(令和元年(2019年)8月31日現在)
 1道6県108農場
 発症頭数116,260頭、死亡頭数24,461頭

<平成29年(2017年)9月から平成30年(2018年)8月までの発生状況>(平成30年(2018年)8月31日現在)
 8県35農場
 発症頭数19,667頭、死亡頭数3,001頭

<平成28年(2016年)9月から平成29年(2017年)8月までの発生状況>(平成29年(2017年)8月31日現在)
 15県75農場
 発症頭数44,277頭、死亡頭数7,116頭

<平成27年(2015年)9月から平成28年(2016年)8月までの発生状況>(平成28年(2016年)8月31日現在)
 16県107農場
 発症頭数119,352頭、死亡頭数23,601頭

<平成26年(2014年)9月から平成27年(2015年)8月までの発生状況>(平成27年(2015年)8月31日現在)
 28都道県233農場
 発症頭数287,867頭、死亡頭数71,232頭

<平成25年(2013年)10月から平成26年(2014年)8月までの発生状況>(平成26年(2014年)8月31日現在)
 38道県817農場
 発症頭数1,223,043頭、死亡頭数371,071頭

豚流行性下痢について(農林水産省ホームページ)<外部リンク>

PED侵入防止のために実施すべき対策

 国が策定した「豚流行性下痢(PED)防疫マニュアル」に基づき、各地域、各農場、関係施設のそれぞれの段階で複層的な対策を行っています。
 具体的な防疫対策等については、以下のとおりです。

  1. 食肉処理場、化製場等、畜産関連施設入退出時の消毒の徹底
    • 施設の石灰帯や車両消毒ゲートによる消毒のみでなく、動力噴霧器等を用いて荷台やタイヤハウス、運転室マット等の消毒を徹底(運転室のペダル等は簡易スプレーを用いて消毒を実施)
    • 施設で使用した前掛け、手袋、長靴等の消毒を徹底
  2. 農場入場時の消毒
    • 外部で車両消毒していても、入場時には必ず荷台及び運転室等車両全体の消毒を徹底
    • 必ず清潔な農場専用の衣服、長靴に交換するなど、人・物による病原体の侵入防止を徹底
  3. 排せつ物処理対策
    • 共同堆肥舎利用の場合、確実な消毒とともに運搬経路にも留意する
    • 固形分については、適切な発酵を確認する
    • 液体分については、浄化後の上清を農場内で使用しない
  4. 飼養衛生管理基準遵守の徹底
    • 農場内への野生動物の侵入防止を徹底
    • 導入豚の隔離飼育
  5. 母豚へのワクチン接種

早期通報のお願い

 養豚農家の皆さんは、毎日、豚の状態を注意深く観察し、以下に示す症状のいずれかに該当する家畜(所見)を発見した場合には、直ちに最寄りの家畜保健衛生所に連絡してください。

  1. 複数(周辺農場で本病が発生している場合には1頭)の繁殖母豚が分娩した哺乳豚のうち、半数以上が水様性下痢、嘔吐又は死亡を呈した場合
  2. 同一繁殖母豚が分娩した哺乳豚のうち、1頭以上が水様性下痢若しくは嘔吐を呈し又は死亡し、半日以内に同一腹の哺乳豚又は他の繁殖母豚が分娩した哺乳豚に同一症状が拡大した場合
  3. 同一飼養区画内で複数の繁殖豚又は肥育豚(離乳豚も含む)が、食欲不振、下痢(軟便から水様性)又は嘔吐を呈した場合
  • 中央家畜保健衛生所 0964−28−6021
  • 城北家畜保健衛生所 0968−46−2075
  • 阿蘇家畜保健衛生所 0967−22−0041
  • 城南家畜保健衛生所 0966−22−3814
  • 天草家畜保健衛生所 0969−22−3668

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