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農業研究センター設立30周年記念シンポジウムを開催しました
農業研究センターの設立30周年記念シンポジウムを、8月22日(木曜日)の午後1時30分から農業研究センターで開催しました。本シンポジウムは、設立20周年以降の10年間を振り返り、業務の成果や課題を整理記録するとともに、今後10年の試験研究がさらに充実し飛躍するための契機とすることが目的です。当日は県議会、地元の自治体や企業、関係研究機関、農業関係団体の方及び県の農業関係職員など、169名が出席しました。
開会挨拶(川口農業研究センター所長) | 主催者挨拶(福島農林水産部長) |
来賓挨拶(早田県議会農林水産常任委員会委員長) |
開会式のあとは、農業・食品産業技術総合研究機構(農研機構)の田中健一氏を講師として、「未来の農業と試験研究に期待すること」と題した記念講演が行われました。現在の社会情勢および今後の変化から未来の農業や試験研究はどうあるべきかや、そのための具体的な取り組みについて、非常に濃厚で示唆に富んだ記念講演をいただきました。
記念講演の様子 | 記念講演講師の田中健一氏 |
次に、農業研究センターの各研究所が今後の研究構想について発表しました。各研究所の果たす役割や、今後どのような研究を行っていくかについて、各研究所長が決意表明を行いました。
シンポジウムのあとは、農業研究センター本所のほ場で、平成28年度以降に拠点整備事業において整備した施設の見学が行われ、参加者から担当者へ様々な質問があり、活発な意見交換が行われました。
また、会場では、設立から30年間の農業研究センターの歩みや過去10年間各研究所の代表的な研究成果、熊本地震に関連した研究成果、平成28年度以降に拠点整備事業において整備した施設に関するパネルの展示や研究成果物の展示を行い、非常に充実したシンポジウムとなりました。
農業研究センターの今までの歩みパネル | 過去10年間各研究所の代表的な研究成果パネル |
研究成果物の展示 |
ホームページでは、農業研究センターが今まで発表した研究成果を掲載していますので、興味のある方は是非ご覧ください。
農業研究センターでは、今後も、稼げる農業の実現を目指して農業技術開発に取り組んでいきます。