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牛等の排せつ物に由来するクロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生への対応について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0000859 更新日:2020年12月14日更新

 除草剤成分クロピラリドが残留した輸入飼料を給与された家畜のふん尿を原料とした堆肥が原因と疑われる生育障害が全国で確認されています。

 作物を安定生産するうえで、堆肥等の有機物の施用による土づくりは重要です。

 堆肥の過剰施用等によるクロピラリドが原因として疑われる生育障害を未然に防ぐため、以下の対応についてよろしくお願いします。

 

クロピラリドとは

  • クロピラリド(clopyralid)は、主に広葉雑草を枯らす除草剤成分の名称です。
  • 国内での農薬登録はありませんが、アメリカ、カナダ、オーストラリア等では麦類、牧草、トウモロコシ等に登録があり、輸入飼料に残留している場合があります。(人や家畜の健康への影響はほとんどありません)
  • 堆肥中で分解されにくいため、クロピラリドが残留した堆肥を使用すると、耐性の弱い植物ではごく低濃度でも縮葉、生長点の萎縮、果実の変形等の障害を引き起こす可能性があります。

※クロピラリドに対する耐性

  • 特に弱いもの(例)
    トマト、ミニトマト、大豆、えだまめ、さやえんどう、そらまめ、キク、ヒマワリ、コスモス、マリーゴールドなど
  • 弱いもの(例)
    ナス、ピーマン、さやいんげん、にんじん、しゅんぎく、ふき、レタス類、ひゃくにちそうなど

 

国通知

  牛等の排せつ物に由来する堆肥中のクロピラリドが原因と疑われる園芸作物等の生育障害の発生への対応について(PDFファイル)

 

生産者・関係業者向けリーフレット

  • 各生産者および関係業者ごとの取り組みや留意事項の詳細は、以下のリーフレットをご覧ください。

   畜産農家の皆さまへ (PDFファイル:599KB)

   園芸農家・育苗業者の皆さまへ (PDFファイル:694KB)

   堆肥製造・販売業者の皆さまへ (PDFファイル:231KB)

   培土製造・販売業者の皆さまへ (PDFファイル:223KB)

 

参考情報

  • 農林水産省 クロピラリド関連情報

  https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/clopyralid/clopyralid.html<外部リンク>

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