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農業革新支援センター情報:ウリ類退緑黄化ウイルス抵抗性メロン品種の栽培における防除対策の徹底について
県内のアールスメロン産地では、昨年度からウリ類退緑黄化ウイルス(以下、CCYV)に抵抗性を持つメロン新品種である「アールスアポロン」の栽培が本格化し、今後も栽培面積が増加するものと考えられています。
当該品種は、罹病性品種と比較してCCYVによる病徴が表れにくいですが当該ウイルスには感染するため、コナジラミ類の防除対策を徹底しなかった場合、ウイルスの地域内密度を高める可能性が懸念されます。さらに、CCYVは、メロンの他にキュウリやスイカ等にも感染するため、地域の施設園芸栽培へ与える影響は非常に大きいと考えられます。
つきましては、新品種を導入した圃場においても、引き続きコナジラミ類の防除対策が徹底して行われるように、防除対策継続の必要性とその具体的対策について取りまとめましたので、ご活用ください。
ウリ類退緑黄化ウイルス抵抗性メロン品種の栽培における防除対策の徹底について (PDFファイル:511KB)