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令和元年度フォローアップ調査の結果

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0002297 更新日:2020年8月1日更新

 熊本県では、平成28年度(2016年度)から平成30年度(2018年度)までにグループ補助金の交付決定を受けた4,704者に対し、令和元年(2019年)11月にアンケート形式で調査を実施しました。3,654者(77.7%)から回答があり、その結果について取りまとめましたので、お知らせします。

1.調査目的

 県内事業者における平成28年熊本地震からの事業回復状況や経営課題を把握し、今後の産業振興施策及び経営支援に活かすため

2.調査対象者

 平成28年度(2016年度)から平成30年度(2018年度)までにグループ補助金の交付決定を受けた事業者(4,704者)

3.調査実施期間

 令和元年(2019年)11月8日から22日まで

4.調査結果について

本フォローアップ調査の概要版はこちら(PDFファイル:465KB)

(1) 売上の状況

 直近の売上状況については、震災直前の売上と比較すると、38.7%の事業者は売上が減少しており、一方で、29.4%の事業者は売上が増加している。業種別に見ると、売上が減少した割合が最も高いのは、宿泊・飲食業、次いで卸売業・小売業、医療・福祉の順となった。一方、売上が増加した割合が最も高いのは運輸業、次いで建設業、農林水産業の順となった。

(2)-1 売上減少の主な理由(複数回答形式)

 直近の売上が減少した主な理由として、割合が最も高いのは「既存顧客の喪失」、次いで「従業員の不足」、「事業内容の縮小」の順となった。一方で、「事業未再開・一時中断」及び「インフラ整備の遅れ、未復旧」と回答した事業者が年々減少していることから、施設やインフラ等の復旧が進捗していることが伺える。

  • 「事業未再開・一時中断」と回答した事業者の割合:20.3%(震災年度)⇒6.5%(直近)
  • 「インフラ整備の遅れ、未復旧」と回答した事業者の割合:8.4%(震災年度)⇒3.8%(直近)

(2)-2 売上増加の主な理由(複数回答形式)

 「復興特需」と回答した事業者は年々減少している。一方で、イノベーションに関連する「設備導入による生産性向上」や「新商品・新サービス開発」と回答した事業者は年々増加している。

  • 「復興特需」と回答した事業者の割合:20.9%(震災年度)⇒9.1%(直近)
  • 「設備導入による生産性向上」と回答した事業者の割合:4.1%(震災年度)⇒8.1%(直近)
  • 「新商品・新サービス開発」と回答した事業者の割合:3.6%(震災年度)⇒6.6%(直近)

(3) 事業者が抱える経営課題(複数回答形式)

 事業者が抱える経営課題は、「従業員の確保・育成(51.1%)」、次いで「販路の確保・開拓(44.2%)」という状況。

(4) 必要とする経営支援(複数回答形式)

 必要とする経営支援は、「専門家への相談(38.7%)」、次いで「人手不足対策(34.6%)」という状況。

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