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適格請求書等保存方式(インボイス制度)はご存知ですか
令和5年10月1日から、適格請求書等保存方式(インボイス制度)が開始されます。インボイス制度への登録を希望する事業者は、制度開始に向けて、準備を進める必要があります。なお、登録は任意です。
適格請求書等保存方式(インボイス制度)とは
インボイス制度とは、複数税率下において適正な課税を確保する観点から導入される、仕入税額控除制度のことです。
適格請求書(インボイス)は、売り手が、買い手に対し、正確な適用税率や消費税額等を伝える手段であり、現行の区分記載請求書に、登録番号(課税事業者のみ登録可)、適用税率、適用税率ごとの消費税額を追加記載したものです。課税事業者で適格請求書発行事業者として登録した事業者のみインボイスを発行でき、登録した事業者は買い手の求めに応じてインボイス交付や写しの保存の義務が発生します。
申請手続
インボイス制度の登録申請は、令和3年10月1日からスタートしており、令和5年10月1日の制度開始に併せ、登録を受けようとする事業者は、原則として令和5年3月31日までに申請する必要があります。
熊本国税局インボイス登録センター<外部リンク>
TEL:096-369-5577
インボイス制度に係る相談先
・インボイス制度電話相談センター
TEL:0120ー205-553(無料)
受付時間:9:00~17:00(土日祝除く)
サイトへ<外部リンク>
リーフレット「インボイス制度電話相談センター」 (PDFファイル:740KB)
・国税庁「インボイス制度特設サイト」
サイトへ<外部リンク>
・県内での制度説明会
R5年1月~3月 開催日時・連絡先一覧<外部リンク>
インボイス制度・電子帳簿保存法も含む最新の施策情報等先取りセミナー<外部リンク>
くまもと中小企業デジタル相談窓口HP(サイトへ)<外部リンク>
インボイス制度に係る補助金
・IT導入補助金
中小・小規模事業者がITツール導入に活用できるもので、通常枠・セキュリティ対策推進枠・デジタル化基盤導入枠(デジタル化基盤導入類型・複数社連携IT導入類型)があります。
〈デジタル化基盤導入類型〉
中小・小規模事業者に、インボイス制度も見据えたデジタル化を一挙に推進するため、会計ソフト・受発注ソフト・決済ソフト・ECソフトの導入費用に加え、PC・タブレット、レジ・券売機等の導入費用を支援。
IT導入補助金<外部リンク>
・小規模事業者持続化補助金
今後複数年にわたり、相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス制度導入)等に対応していくため、小規模事業者等が取り組む販路開拓の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を目的として行う。
〈インボイス枠の創設〉
免税事業者からインボイス発行事業者に転換する場合の環境変化への対応を支援する上乗せ枠を創設し、補助上限額の引き上げを実施。
小規模事業者持続化補助金<外部リンク>
関連サイト
・国税庁HP「インボイス制度の概要」<外部リンク>
・熊本県国税局HP「消費税のインボイス制度」<外部リンク>