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令和3年度 熊本県人権フェスティバルを開催しました
開催について
熊本県では、一人一人を大切にする熊本づくりをめざし、
人権に関するさまざまな広報啓発活動を行っています。
その一環として、県民の皆さまに人権を身近に感じていただくことを目的として、
「令和3年度熊本県人権フェスティバル」を開催しました。
当日の模様
開催日時
令和2年11月15日(日曜日) 午後1時30分から午後4時まで
開催場所
ホテル熊本テルサ 1階 テルサホール(熊本市中央区水前寺公園28の51)
https://www.kumamoto-terrsa.com/access/<外部リンク>
当日写真
当日、会場入り口の案内板
コッコロ隊ミニステージ
絵本の読み聞かせ
中国舞踊ステージ
熊本聾学校手話パフォーマンス 演目「釣り船に乗っただけなのに」
トークショー 「美香を捨てたボクと、美香で生きるワタシと、」
アール・ブリュット作品展示/販売
妊婦/高齢者体験
車いすバスケットボール体験
トークショーの概要は、コッコロ通信Vol.49に掲載していますので、ぜひご一読ください。
コッコロ通信Vol.49
イベント内容
プログラム
13時00分 開場/受付
13時30分 開会/くまモンのステージ
13時45分 コッコロ隊ミニステージ
14時10分 絵本の読み聞かせ
NPO法人子育て支援ワーカーズぺぺぺぺらん
14時25分 中国舞踊
一衣帯水舞踊団
14時40分 休憩
15時00分 高校生手話パフォーマンス
熊本聾学校
15時15分 トークショー「美香を捨てたボクと、美香で生きるワタシと、」
村上美香(むらかみ みか)さん、ユウタくん
16時00分 閉会
その他イベント
・アール・ブリュット作品展示/販売
熊本県立美術館で開催される「生の芸術ArtBrut展覧会」に選出された作家の作品展示や、ポストカードなどの販売を行った。また、作家 藤岡祐機氏によるハサミを使ったアートの創作実演も実施。
・妊婦体験/高齢者体験
妊婦ジャケットや目が見えにくくなるゴーグル、肘や膝の関節を曲がりにくくするための装具などを身につけて、妊婦や高齢者の実態を体験。
・車いすバスケットボール体験
車いすツインバスケットボールチーム「熊本マウゴッツ」と一緒に、競技専用の車いすの乗り方からパスの受け方、シュートまでの一連の流れを体験。
出演者紹介
1 村上 美香さん
23歳で民放テレビ局に入社。21年間、月曜から金曜の夕方2時間生放送のキャスターを務める。自身のがん罹患体験から、自身の番組で「子宮頸がん」シリーズを立ち上げたり、がんイベントの企画から出演までを行うなど、一人でも多くの人が「生きやすい世の中」になるための情報発信を続けている。
2 ユウタ君
「美香」という名の女性として生まれる。思春期を過ぎてから、自身がトランスジェンダーであることを自覚。ホルモンを投与し、現在は「勇太(ゆうた)」という名前で男性として生活している。お散歩ボランティアや保護活動など動物に関わることができる時間が自分の一番の幸せな時間。
3 熊本聾学校手話落語部
全国から集まった高校生が手話言語で歌や演劇などのパフォーマンスを競い合う、手話パフォーマンスの祭典「全国高校生手話パフォーマンス甲子園」の常連校。第3回大会優勝、第5回大会3位、第7回大会準優勝という輝かしい実績を誇る。
4 NPO法人子育て支援ワーカーズぺぺぺぺらん
豊かな絵本との出会いを願い、絵本専門店を開設。絵本と出会うサロン的な場として、赤ちゃんから大人までに親しまれている。
5 一衣帯水舞踊団
中国各地から国境を越えて来日した、中国舞踊の愛好者集団。2020年に発足し、プロの声楽家および舞踊の先生から定期的に、優雅な中国舞踊を学んでいる。舞踊をとおして、国際交流の輪がますます広がっていくことを願い、災害復興イベントなどにも積極的に協力されている。
5 コッコロ隊
熊本人権啓発キャラクター「コッコロ」に楽しい仲間が加わり、人権の大切さを伝える「コッコロ隊」として活動中。
「コッコロ」は、県の花であるりんどうの帽子をかぶり、みんなにやさしい心を伝えるキャラクターです。