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熊本県アライグマ防除実施計画について
計画の概要
1 計画の目的
県内では、平成22年度より目撃情報、捕獲数が増加の傾向にあり、今後、アライグマの侵入・定着による被害の発生が懸念されている。
本計画は、熊本県内におけるアライグマの防除目標とその他必要な事項を定めることにより、県、市町村、地域住民、関係団体等が連携して防除実施体制を構築し、より計画的、効果的及び継続的な防除を実施するものとする。
2 特定外来生物の種類
アライグマ(学名:Procyon lotor)
カニクイアライグマ(学名:Procyon cancrivorus)
3 防除を行う区域
県内全域
※防除の一部を行う市町村名(29市町村)
八代市、人吉市、荒尾市、水俣市、玉名市、山鹿市、菊池市、合志市、美里町、和水町、大津町、南小国町、産山村、西原村、南阿蘇村、御船町、嘉島町、益城町、山都町、氷川町、芦北町、津奈木町、錦町、多良木町、湯前町、相良村、山江村、球磨村、あさぎり町
4 防除を行う期間
令和6年5月1日から令和12年3月31日まで
5 本県の現状
平成22年に熊本市城南町において、県内で初めて確認(写真撮影)され、その後、県内の24市町村(令和5年4月現在)において写真撮影や捕獲及び死骸の発見がなされるなど生息が確認されており、県内における定着及び生息域が拡大している。
6 防除の目標
防除を行う区域から完全排除することを長期的な目標とし、当面10年間の目標としては防除を行う区域における生態系への被害の低減化を図ることとする。
7 防除の方法
原則として、はこわなを使用する
計画本文
新法に基づく防除の公示一覧
環境省ホームページ 新法に基づく防除の公示一覧<外部リンク>