ページの先頭です。 メニューを飛ばして本文へ
現在地 ホーム > 組織でさがす > 環境生活部 > 環境保全課 > 東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパスの専用水道におけるPFOS及びPFOAの目標値超過事案に係る対応等について

本文

東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパスの専用水道におけるPFOS及びPFOAの目標値超過事案に係る対応等について

印刷 文字を大きくして印刷 ページ番号:0213281 更新日:2024年9月27日更新

 東海大学阿蘇くまもと臨空キャンパス内に設置されている専用水道の水源井戸(以下「東海大学井戸」という。)において、有機フッ素化合物のPFOS及びPFOAが82ng/L(目標値(暫定):50ng/L)検出されました。県では追加調査及び原因究明調査を実施しましたので、これまでの経緯と併せて調査結果をお知らせします。

1 経緯

8月22日 東海大学から県へ目標値超過に係る報告
8月23日 県によるプレスリリース及び記者会見(目標値超過について)
8月26日 追加調査 採水(一部の地点は9月17日に再採水)
​9月27日 県によるプレスリリース及び記者会見(追加調査の結果等について)

2 県の対応

(1)追加調査
ア)目的
・周辺地下水における目標値の超過範囲を把握するとともに、周辺河川への影響を把握するために水質調査を実施するもの

イ)対象井戸及び対象河川
・東海大学井戸を中心に半径約1,000mの範囲にある井戸及び当該キャンパスの排水の放流先である河川

対象井戸及び対象河川
1)東海大学井戸から半径500mの範囲のすべての井戸 2箇所(東海大学井戸含む)

2)東海大学井戸から半径500mの範囲外の井戸のうち、

  東海大学井戸を中心に概ね四方を囲むように複数選定

5箇所
3)当該キャンパスの排水の放流先である木山川 2箇所

ウ)調査結果 
・全ての地点(9地点)で目標値(50ng/L)超過なし。

追加調査結果(単位:ng/L)
  地 点 PFOS及びPFOA
目標値 調査結果
地下水 東海大学(益城町杉堂)

50
(暫定)

15(82)*
事業場A(菊陽町戸次) 5
事業場B(益城町小谷) 32
農地A(益城町小谷) 49
農地B(益城町杉堂) 8
住宅地A(大津町岩坂) <4
住宅地B(西原村布田) 6
河 川 木山川(小谷橋) <4
木山川(堂園橋) <4

*( )は、東海大学測定値(8月22日 県への報告)
注) 報告下限値:4ng/L(測定値が4未満の場合は「<4」と記載)

(2)原因究明調査
ア)目的
・(1)追加調査に加え、東海大学井戸の周辺にある事業場におけるPFOS及びPFOAを含む製品の保有及び使用履歴を確認するもの

イ)対象事業場
・東海大学井戸から半径500m程度の範囲にある11事業場

ウ)調査結果
・3事業場において泡消火剤の保有履歴が確認された(使用履歴はなし)。なお、うち2事業場については、現在も保有し、適切に保管されていることを確認済み。
・これら及び(1)追加調査の結果から、現時点では、目標値超過の原因の特定には至らなかった。

3 問合せ先

(1)水道に関すること
 環境保全課水道班     電話:096-333-2302

(2)環境調査に関すること
 環境保全課水質保全班   電話:096-333-2271

4 その他、参考事項

境省ホームページ【有機フッ素化合物(PFAS)について】 https://www.env.go.jp/water/pfas.html<外部リンク>